番外 今回これまで撮影できなかった車も撮影する事ができました、九州産交バス「宮崎運用」運行シーン | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 九州産交バスでは、宮崎への高速路線バスとしまして、本社があります熊本から「なんぷう号」、そして福岡からの「フェニックス号」も運行されておりまして、実際に活躍する姿を見る事ができております。

 

 担当の本数は、「なんぷう号」が7往復(運休分も含みます)、「フェニックス号」が4往復となっておりまして、「フェニックス号」の運用に関しましては、車両に関しましては「なんぷう号」で送り込みまして、乗務員に関しましては熊本~福岡線「ひのくに号」でも送り込みが行われております。

 

 そんな使用車両は、共通しまして3列シートでの運用となっておりまして、この「宮崎運用」では「なんぷう号」~「フェニックス号」の運用あれば、「なんぷう号」の固定運用もありまして、上の画像1・以下画像の元夜行用の日野セレガや(熊本200か・707、PKG-RU1ESAA)、画像2の古参車両にあたります三菱エアロバス(熊本22か31-82、KC-MS829P)や、以下画像の三菱エアロクィーン、ヒュンダイ(ヒョンデ)ユニバースなどと言った車も使用されております。

 

 (熊本200か・467、日野ADG-RU1ESAA)

 

 (熊本200か14-37、ヒュンダイ(ヒョンデ)LDG-RD00)

 

 (熊本22か31-84、三菱KC-MS822P)

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、今回の宮崎訪問で収めておりました、九州産交バスの高速車に関しまして、皆様にご紹介しますが、この時には「ゴールデンウィーク」であった事もありまして、2台運行での姿も見る事・収める事ができておりましたのでご紹介してまいります。

 

 

 まずご紹介しますのが、宮崎交通宮崎中央営業所から宮崎駅へ回送する姿を収めておりました、三菱エアロクィーン(熊本200か17-31、BKG-MS96JP)であります。

 

 この車は平成21年式、名鉄バスからの移籍車でありまして、名鉄バス時代は平成21年式を表します29**の社番を名乗っていた車でもあります。

 

 29**の社番という事で、名鉄時代には九州路線でも使用されていた経歴もありまして、29**では福岡・熊本・長崎へ足を運んでいた経歴を持つ車でもありましたが、その後座席の幅を広めました「プレミアムワイド」の導入によりまして、他路線に転用の後に廃車となっておりましたが、この車に関しましては九州産交バスが購入しまして、令和3年より「フェニックス号」・「なんぷう号」で使用されております。

 

 (超特急スーパーひのくにさん画像提供)

 

 今回、ようやく収める事ができましたが、上の画像の移籍当初の姿を拝見しました際には早く収めねばと思っておりましたので、正直良かったと思っております。それでも、まだ上の画像にもありますように平成9年式の車が残る九州産交バスではありますので、「コロナ禍」とはいえあまり古参置き換えに至らなかったのは良かったと思う所ではありましょうか。

 

 

 以降画像は、宮交シティで収めておりました車でありまして、いずれも「なんぷう号」として宮崎入りした直後の姿を収める事ができておりました。

 

 

 画像が「なんぷう号」2台運行シーンであります。この日12時30分に桜町バスターミナルを発ちました車が、九州自動車道での事故などもありまして約30分ほど遅れまして宮交シティに入って来ておりました。

 

 (1号車、熊本200か・598)

 

 (2号車、熊本200か・703)

 

 今回の車は、いずれも日野セレガ(PKG-RU1ESAA)、座席は独立3列シート車でありまして、床下に小窓がある事からわかりますように仮眠室も設けられている車である事から、共通性がある車でもあります。ただ、・598に関しましてはコンセントが各座席に設けられておらず、1箇所に充電コーナーが設けられているだけと言う違いがある車でもありました。

 

 また、2号車の・703は上の画像1の・707と、平成21年導入時には尼崎・神戸~熊本~鹿児島線「トワイライト神戸号」としても使用されておりましたが、廃止後は大阪線「サンライズ号」や、名古屋線「不知火号」と言った夜行路線に使用されておりましたが、「不知火号」廃止によりまして夜行運用から離れまして、現在は「フェニックス号」・「なんぷう号」で使用されております。

 

 

 さて、この日は「なんぷう号」は2台運行でありましたが、宮交シティでも多くの方が下車しておりまして、その後終点の宮崎駅へとそれぞれ向かう姿がみられておりました。

 

 (熊本200か・598、乗客下車~発車シーン)

 

 このうちの・703に関しましては、実は宮崎運用を収めたのが初めてではありました。正直宮崎運用に転用されてからはしばらく経過しておりましたので、その間に収めたかったのですが、ようやく今回収める事ができておりました。やはり熊本では様々な理由からなかなか収められない車でもありましたので、収める事ができてよかったと思っております。

 

 

 今回は、九州産交バスが運行します宮崎運用の運行シーンに関しましてご紹介しましたが、ご紹介しておりますように、3列シート車でも元夜行や古参車両、そして移籍車と言った様々な車が「なんぷう号」・「フェニックス号」で運行されておりますので、まさに多彩な姿が見られているようにも思う所ではあります。今回に関しましても、確かに丸一日いればこれ以上は収める事もできていた訳ではありますが、時間が限られている中である事を思えば致し方ない部分ではあります。とにかく、両路線とも長い距離を運行している訳ではありますが、これからも安全に運んでいただきたいものではあります。