ボンネットバス2台 | 美里山倶楽部

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Nゲージのレイアウト作成記事が中心。
大型のレイアウト美郷山鉄道の進捗、レイアウト制作に役立ちそうな話題、車両の小加工、などなどを模型歴半世紀以上、オートバイ歴45年のライダーが書いていきます。
信州・上伊那の話題も提供中。

 5月20日土曜日に伊那市高遠「しんわの丘」ローズガーデンに行ってきたことを書きましたが、その翌日にも伊那方面へ行ってきました。
 
 日曜日の朝、早起きして散歩していたらなかなかレイアウト向きの広葉樹を見つけて、葉の張り具合と葉の隙間と光の通り具合を記録しておきましょう。
 
 麦も大分色づいてきて朝日が当たれば金色に光りそう。
 
 そこへ飯田線が通って行きました。
 
 この辺りは田んぼが中央アルプスを鏡のように映し出します。
 飯田線もこの感じで撮ってみたいなぁ。
 
 朝はここまでで、伊那に向かいましょう。
 R153号線でもなく火山峠でもなく中沢峠でもなく、おそらく現代では最もマイナーな駒ヶ根-伊那間の峠道は新山(にいやま)峠。
 ここは大岩で出来ていて・・・。
 
 言い伝えによると、昔、この大岩の上はばくち打ちの場所だったそうです。
 ここの景色を見ながら「やれ、勝ったり、負けたり・・・」と昔の人はばくちを打ったのでしょうか。
 
 なんとものんびりした峠ですね。
 駒ヶ根は大曽倉(おおそくら)という地区から登ってきまして、伊那は上新山という地区に下って行きますが、この地区はいずれも平家の落人がたどり着いた場所ではないかといわれています。
 
 となると、この峠は落人どうしでばくちを打っていたんでしょうかね?
 
 近くには湧き水も出ていて長期戦も出来たんではないでしょうか?
 
 峠を下りると「とんぼの里」というところがありまして、今はかきつばたが見頃でした。
 
 これは多分アカハライモリ。卵を産む時期なんでしょうか?
 
 かきつばたは見事な群落でした。
 
 湿原は浮き橋が出来ていて揺れを楽しみながら、水の中を観察できます。
 
 横から見るとこんな感じで、空気が入った大きな缶を並べて橋にしています。
 
 とんぼの里というだけあって数十種類のとんぼが生息していまして、この写真は都会では見られなくなったハッショウトンボ。
 
 絶滅危惧種で信州上伊那でもここと駒ヶ根のある地区でしか見ることができません。
 
 GW頃にはムカシトンボも見られるという、貴重な里です。
 
 ハッチョウトンボは全長20mm程度の小さなとんぼ。
 
 この日は他にシオカラトンボや名前が分からないイトトンボもいました。
 
 さて今回の見出しのボンネットバスの登場です。
 とんぼの里を伊那三峰川方面に下って行くと突如現れたボンネットバス2台です。
 
 前の方は行き先表示が「ネコバス」となっていて、白ナンバーですが車検を通していて公道を走れます。
 
 バス停で待っているとこの角度でやってきますよね。
 
 こちら運転席側からの眺めもいいですね。
 
 リヤは三面窓で昔のバスは非常口が一番後ろ真ん中にありました。
 このタイプはボンネットバス以降もしばらく続きましたが、リアエンジンになると後ろの右側に非常口が移動して、二面窓になっていきました。
 
 2番目に古い昭和34年製と書いてました。
 
 こちらはさらに大型のボンネットバスですが残念ながら不動車です。
 行き先は「がまガエル」と書いてまして、多分しばらく前までは動いていたのでしょう。
 
 運転席側も大分痛んでいますね。貴重なバスなのでなんとかいい状態で保存してあげたいと思います。
 
 サイドビューも堂々とした大型のボンネットバスでした。
 
 真後ろからは撮れませんでしたな、やはり三面窓のリアビューです。
 屋根の上の突起物1+3+1ありますがなんか光るんでしょうか?美里山倶楽部の知識では分かりません。
 
 このような田舎だからこそボンネットバスが残されていたんでしょうね。
 
 また会いに来ましょう。
 

次回は多分

飯田線にいた

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