今年の3月末にボディの塗装を済ませた加工中のモハ164-500番台は、未だに仕上げに掛かれずに放置されたままになっています。

 

仮組した加工中のモハ164-500番台。

 

実車のモハ164-500番台を京都駅で何度か見かけたことがあり、数日来そのネガを探していました。

準急「比叡」153系に増結された165系 (1964年3月 京都)

 

京都駅の山陰線ホームから撮影した2番線に停車中の大阪発・名古屋行の準急「比叡」です。この当時は、153系10両編成の大阪方に165系2両を増結した12両編成で、内訳は、名古屋方 ⑩クハ153+⑨モハ153+⑧モハ152+⑦サハ153+⑥サハ153+⑤サハ153+④サロ153+③モハ153+②モハ152+①クハ153 ] + [ 増②モハ164-500番台+増①クモハ165 大阪方の6M6Tの全車非冷房でした。

 

加工中のモハ164-500番台は、冷房化後の姿をしていますので、この当時の準急「比叡」の再現には使えません。全車冷房車のウソ電として運行するにも、手持ちのサハ153が2両と不足ですので、当初の予定通り中央東線の急行「アルプス」に充当することにします。

 

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 KATO モハ164-500に改造(12)

 

リニューアルされたKATO製の165系現行製品では、このモハ164-500番台が急行「佐渡」の増結セット(品番10-1489)に入っています。