〜2023年3月5日(日)〜
釜石駅近くの まえ浜さんでうに丼を堪能し、再び駅へ。
映像で何度も見てきた三陸鉄道の車両が目の前に🚃

THE三陸鉄道、大きな方向幕の36-100形。ようやく乗れる時がきた。
36というのは語呂で三陸を表してるとか😙

幸い海側BOXが一区画空いていて無事着席。
釜石でしばらく停車するので、乗客の皆さんは外出し車内はガラン。

発車時刻が迫ると皆さん車内に戻ってきて、定刻12時18分 釜石を発車。

釜石−宮古は元々JR山田線だったけど、震災からの復旧を機に三陸鉄道に移管され、それまでの北リアス線と南リアス線を統合し新たにリアス線として再出発。

12時30分、鵜住居(うのすまい)。
駅近くの鵜住居復興スタジアムでは地元のラグビーチーム 釜石シーウェイブスの試合が行われていて、スタジアムには多くの人。ラグビーの街、釜石らしい光景🏈

常磐線沿線同様、真新しい堤防と更地が広がる。

12時35分、大槌。こちらも震災関連のニュースで頻繁に見聞きした地名。

大槌町郷土財活用湧水エリア。
大槌町は地形的な関係で湧水が自噴する井戸(自噴井:じふんせい)が多数存在し、そこに希少なミズアオイやイトヨが生息する貴重な生態系エリア。
特にイトヨは津波被害の懸念をよそに、その津波によって新たに降海型と陸封型の交配種が確認されたというから、自然の叡智は計り知れず🤔

ガッシリとした堤防と防潮水門。自然と共生への架け橋に🙏

重機とトラックが並び、まだまだ復興真っ只中。

12時41分、駅名が特徴的な吉里吉里(きりきり)。
吉里吉里はアイヌ語で白い砂浜という意味で、こちらの海岸を歩くとキリキリと音がする鳴き砂に由来するとか。

リアス式らしい入り組んだ海岸線を行く。

初めて見る三陸リアス式海岸。岬や小島が連なり、きれいな海と相まってまさに風光明媚。

津波対策で新しい住居は高台に。

13時04分、陸中山田。
JR山田線はここ陸中山田由来の線名ながら、三陸鉄道に移管された現在は山田には行かない山田線となっている。

36-700形 盛行きと交換。何やらハデハデな列車が👀

ヤギのイボンヌ駅長ラッピング。クラウドファンディングによって実現したという車両。チョイ悪そうな顔のヤギがかわいい🐐

陸中山田からは海岸線を離れ内陸を行く。

閉伊川(へいがわ)の橋梁で鳥が一勢に飛び立つと、間もなく宮古。

13時46分、この列車の終点 宮古に到着。
宮古と聞くと、こち亀両さんが大原部長と東北に行く「アドリブ旅行」「冬の旅」を思い出す。ハチャメチャ旅ながら情感に溢れ、個人的こち亀一の名作。

次の列車はホーム前方に停車中の36-700形。

その2両目には36-R3形レトロ調車両。観光列車用車両ながら今日は自由席となってるので、せっかくだからこちらの車両に乗車。とはいっても既に満席で座れませんが😣
こちらの車両はクウェートからの支援により新造された車両の一つ。クウェート国に感謝🙇

最後部デッキで過ごすことにし、定刻13時54分、宮古を発車。

優雅な空間の36-R3車内。カラオケができるとか🎤

14時13分、たろう。
太郎?

ちょっと目を引く駅名3連続👻

この辺り列車から海が見える区間は少なく、やや内陸の山間部を進む。

盛からの運賃表。これ見てると旧南リアス線にも乗ってみたくなる。
それにしても、立ちっぱなしで腰が痛くなってきた🥲

海の幸たっぷりでボリューム満点。あ〜幸せ😋
釜石でうに丼食べたばかりだけど、すっからかんに完食。会計は全国旅行支援クーポン2,000円使用で、残り1,000円。次は何を食べようか😎
このあとは八戸線へ➡️