富良野線冬の全駅間歩き2(美馬牛-富良野) その6・雪原の小さな駅に寄りつつ富良野市へ | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その5からの続き

 

-鹿討(15:10発)-学田(15:49着・16:00発)-

 

 

中富良野駅を出て、まっすぐ続く町道を歩いて鹿討駅へ向かいました。

 

鹿討(しかうち)駅に着きました。

1日利用者数は約3人と、富良野線では最も利用が少ない駅です。

 

入口には小さな待合室が設けられていました。

外気温は当然氷点下ですが、室内に直射日光が差し込んで結構暑かった。

 

 

 

ホームは板張りの単式です。

板張りホームに上がった時の重たいコツコツという音。

これがたまらんのですよ。

 

 

 

さて、次の駅へ向かいます。

今度は国道を歩いてみたいと思います。

 

 

 

先ほどと同じように歩道付きで歩きやすい…と思いきや、

ちょっと様子が変。

 

最初に踏み入れたときから足の運びに重たさを感じる。

歩道の積雪が予想以上に深かったのです。

数センチの差がなかなか大きい。

 

 

 

雪が深く、歩く人もいないので、

歩いてきた足跡もくっきり。

 

これまでよりも深く積もった状態で雪が固まり、

その分の雪を除ける労力を使うから足が疲れるんでしょうね。

 

 

 

こんな状態で売物件にされても…。

壁もオーダーメイドってことですね(笑)。

 

 

 

そんな国道を南西へ。

 

踏み跡の無い歩道は見るだけなら素敵ですが、

足首まで水につかりながら歩くような抵抗があります。

 

 

 

歩くスピードもちょっと遅くなってるような気がします。

 

疲れるなぁと思ってると本当に疲れるので、

足を運ぶことに専念しました。

 

 

 

 

 

そのまま富良野市に入りました。

 

 

 

日没はまだ1時間ほど先ですが、

日が山に隠れようとしていました。

 

この頃から歩いてて寒さを感じるようになってきました。

気象庁の統計上は-8℃くらいですが、

それより絶対寒かった。

 

 

 

学田駅へのアプローチでちょうど旭川行きの列車が到着。

列車から2人降りて、奥へ歩いていきました。

 

 

 

最後の途中駅・学田(がくでん)駅に着きました。

1日の利用者数は5人ほど。

 

 

 

ホームは板張りの単式。

ホームに雪がほとんど積もっていないのは、

溶け固まらずに除雪されたからでしょうか?

 

 

扉の無い待合室で休憩。

このときの気温は-13℃。

さらに寒くなってきたので、マフラーを再装備しました。

 

 

 

いよいよ最後の駅間です。

再び線路の西側に移って南へ進みました。

 

 

 

日が山の裏に隠れてしまったので、

周囲が薄暗くなってきました。

 

デジカメがまた悲鳴を上げだしたので、

再び体熱でじわじわ暖めることに。

 

 

ここまで来れば、

ゴールの富良野駅までもう一息です。

 

 

その7へ続く

 

 

鹿討駅手前から学田駅先までのGPSログ(1/35,000)です。