(その5からの続き)
-鹿討(15:10発)-学田(15:49着・16:00発)-
中富良野駅を出て、まっすぐ続く町道を歩いて鹿討駅へ向かいました。
鹿討(しかうち)駅に着きました。
1日利用者数は約3人と、富良野線では最も利用が少ない駅です。
入口には小さな待合室が設けられていました。
外気温は当然氷点下ですが、室内に直射日光が差し込んで結構暑かった。
ホームは板張りの単式です。
板張りホームに上がった時の重たいコツコツという音。
これがたまらんのですよ。
さて、次の駅へ向かいます。
今度は国道を歩いてみたいと思います。
先ほどと同じように歩道付きで歩きやすい…と思いきや、
ちょっと様子が変。
最初に踏み入れたときから足の運びに重たさを感じる。
歩道の積雪が予想以上に深かったのです。
数センチの差がなかなか大きい。
雪が深く、歩く人もいないので、
歩いてきた足跡もくっきり。
これまでよりも深く積もった状態で雪が固まり、
その分の雪を除ける労力を使うから足が疲れるんでしょうね。
こんな状態で売物件にされても…。
壁もオーダーメイドってことですね(笑)。
そんな国道を南西へ。
踏み跡の無い歩道は見るだけなら素敵ですが、
足首まで水につかりながら歩くような抵抗があります。
歩くスピードもちょっと遅くなってるような気がします。
疲れるなぁと思ってると本当に疲れるので、
足を運ぶことに専念しました。
そのまま富良野市に入りました。
日没はまだ1時間ほど先ですが、
日が山に隠れようとしていました。
この頃から歩いてて寒さを感じるようになってきました。
気象庁の統計上は-8℃くらいですが、
それより絶対寒かった。
学田駅へのアプローチでちょうど旭川行きの列車が到着。
列車から2人降りて、奥へ歩いていきました。
最後の途中駅・学田(がくでん)駅に着きました。
1日の利用者数は5人ほど。
ホームは板張りの単式。
ホームに雪がほとんど積もっていないのは、
溶け固まらずに除雪されたからでしょうか?
扉の無い待合室で休憩。
このときの気温は-13℃。
さらに寒くなってきたので、マフラーを再装備しました。
いよいよ最後の駅間です。
再び線路の西側に移って南へ進みました。
日が山の裏に隠れてしまったので、
周囲が薄暗くなってきました。
デジカメがまた悲鳴を上げだしたので、
再び体熱でじわじわ暖めることに。
ここまで来れば、
ゴールの富良野駅までもう一息です。
(その7へ続く)
鹿討駅手前から学田駅先までのGPSログ(1/35,000)です。