貨物鉄道輸送150年を記念したJR貨物フェスティバルin下関が5月14日、下関市東大和町のJR貨物下関駅で開かれました。電気機関車の展示のほか貨車入換実演など多彩な催しがあり、多くの鉄道ファンや家族連れでにぎわいました。

 

 

会場入り口に並ぶEF210-337(右)とEH500-45。架線のない線路のためパンタグラフは上がっていませんが、それでも下関貨物でこの両形式が並ぶこと自体が貴重です

 

 

両機には今回のイベントのオリジナルヘッドマークが掲出されました。下関貨物にいるDB500形とEF210形の背後の山陽本線をEH500形が走っているという、現地をそのまま描いた図案は見事です

 

 

 

車両展示では、JR貨物の主力で東海道・山陽本線などで活躍する直流電気機関車EF210-337と関門トンネルを走る交直流電気機関車EH500-45が並び、奥には下関貨物の入換用ディーゼル機関車DB500-1が実演機として展示されました。特にDB500-1はふだん間近で見ることがない分、貴重な機会となりました。

 

 

 

 

 

下関貨物のヌシ的な存在のDB500-1。ふだんは敷地外から眺めるだけで、雑草などに邪魔をされ撮影しにくいのですが、今回はじっくり見ることができました。午後は運転室も見学できたそうです

 

 

 

このほか、鉄道貨物の主役である各種コンテナも間近で見ることができました。また、積載トラックやフォークリフトが並びコンテナ荷役作業実演も行われるなど、物流について理解しやすいように展示が工夫されていました。

 

 

 

UM12Aなどの各種コンテナも積まれていました

 

 

入り口のゲートもコンテナを積んでつくられていました。とても面白い演出でした

 

 

 

 

※貨車入換実演を紹介した後編は以下をご覧ください

 

 

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