近鉄の阪奈間急行は長い間土休日は8両編成が主体で、様々な組み合わせを見ることが出来たので趣味的に面白かったですが現ダイヤでは6両編成が多くなり、快速急行との差が広がってしまったように感じます。急行は阪神には直通せず全列車が近鉄線内のみの運行ですが阪奈間を走る一般列車で阪神直通が1本も無いのはこの種別だけで、「意外だな」って感じることもあります。


(2019.6.1 額田〜石切間にて撮影)

 額田から石切にかけての急勾配区間を走る1233系VE37ほか8両編成の阪奈間急行です。よく見ると真ん中に丸ボディ車を挟んだ2+4+2の変則編成で、オール標準塗装ながら凄い組み合わせだと思ってしまいました。


(2019.6.1 額田〜石切間にて撮影)

 真ん中の4両は8600系X66でした。ひし形パンタと前面の「6」及び側面の「8616」の表記が見えたので編成がわかりましたがこういう組み合わせの場合は撮り方を考える必要があるなって思い、何度も狙わないと答えが出ないです。


(2019.6.1 額田〜石切間にて撮影)

 そして大阪方の2両はVE41でした。組み方から見て元は大阪方から2+4か4+2の6両編成かと思われますがその組成にそのまま2両増結して8両編成にしてしまうところに近鉄らしさ(!?)を感じられ、「短い編成を複数組み合わせて長い編成にしてこそ近鉄電車だな」って思ってしまいました。