『水戸駅』から、第三セクターの鹿島臨海鉄道に乗り、『鹿島神宮駅』に向かいます。

 

『水戸駅』の駅名標は、基本的にJR東日本仕様なんだけど、コレは8番ホームの大洗鹿島線用。

 


やって来たのは、KRT8000形ディーゼル気動車。

 

『東水戸駅』方面。

 

運賃は、鹿島臨海鉄道部分の『水戸駅』〜『鹿島サッカースタジアム駅』間は1,400円で、『鹿島サッカースタジアム駅』は臨時駅なので普段は停まりません。

よって通過直通の『鹿島サッカースタジアム駅』〜『鹿島神宮駅』間のJR鹿島線部分の190円を合算して、1,590円になります。

距離と時間を考えると、かなり割高な価格設定です。

 

さて、発車です。

全線で、やたらと高架が多く、それ以外は天然の森林の中を走ります。

 

『大洗駅』に、停車。

 

『大洗駅』の、駅名標。

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線沿線で、一番大きな町です。

 

コチラは、旅客駅ホームではありません。^^;

なんか面白くて、撮影してしまいました。

 

『鹿島旭駅』で、すれ違い。

 

『鹿島旭駅』の、駅名標。

 

『新鉾田駅』に、停車。

 

『新鉾田駅』の、駅名標。

磯山さやかさんの、故郷です。

どこかの鉄道番組で、高校時代に駅前にあるたい焼きやさんで、よく買っていたとエピソードを披露していた記憶がありますが、もしかしたら旧鹿島鉄道の鉾田駅だったかもしれません。

 

『新鉾田駅』の周辺の、町並み。

 

霞ヶ浦と並ぶ、北浦。

 

本当に、高架か森林の中って、わかり易い路線風景です。

 

『大洋駅』の、駅名標。

 

『鹿島灘駅』の、駅名標。

鹿島臨海鉄道線は、太平洋に面した海沿いの路線なんだけど、車窓から海は臨めませんでした。

 

 

 

個人的に、一番気になる駅。

 

『長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅』の、駅名標。

一時期、南阿蘇鉄道高森線の『南阿蘇水の生まれる里白水高原駅』と並んで日本一長い駅名でした。

だからか、駅名標も馬鹿デカい。(笑)

 

とりあえず名目上の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の終点『鹿島サッカースタジアム駅』が近付いて来ました。

 

ホームと跨線橋が、見えて来ました。

 

東側、列車進行方向を向かって左側に、カシマサッカースタジアムが見えます。

ココが臨時駅扱いなのは、カシマサッカースタジアムでの試合がある日のみ営業し、それ以外は全列車通過してしまいます。

 

この分岐は、左側に入っていく貨物線と、右側に入っていく旅客線。

鹿島臨海鉄道は、もともとは国鉄の大洗鹿島線として建設されたが、国鉄の赤字により直営の開業が不可能と判断され、鹿島臨港線(貨物線)を運営して来た鹿島臨海鉄道に引き継がれ開業に漕ぎ着けた経緯があります。

逆に言えば、鹿島臨海鉄道が引き受けなければ、この路線は営業されなかったかもしれません。

 

この列車の終点が、近付いて来ました。

 

『鹿島神宮駅』に到着。

 

『鹿島神宮駅』の、駅名標。

当然、JR東日本様式の駅名標です。

 

この列車は、折り返し『水戸駅』に向かいます。

 

私は、せっかく鹿島神宮の最寄り駅に到着したのに、このまま駅に佇みます。^^;