近鉄名古屋〜近鉄蟹江間をノンストップで運行し、近鉄蟹江から近鉄四日市方面は各駅停車になる名古屋線の準急ですが多くの列車が3両編成での運行で、車掌乗務のツーマンではあるもののワンマン対応車も充当されます。基本的には近鉄名古屋〜近鉄四日市間の通し運行で、四日市で種別を「普通」に変えて塩浜や津新町方面へ直通する列車も多いですが塩浜発着の列車は四日市〜塩浜の僅かな区間だけ普通電車として運行することになるため「準急の運行区間が近鉄名古屋〜伊勢中川間になっていたら種別変更しないで済むのに・・・」って思ってしまい、方向幕に「準急 塩浜」が入っているのに使えないため「勿体無いなぁ〜」とも感じます。


(2020.8.23 伏屋にて撮影)

 高架化された伏屋付近を走る2000系XT11の近鉄四日市行き準急です。伏屋は普通電車のみ停車する駅で、ホーム長も3両分しかありませんが高架化されてからは液晶ディスプレイによる発車案内も設置され、名古屋線の準急通過駅ではかなり優遇されているように感じます。


(2021.10.28 近鉄八田にて撮影)

 続いては八田付近を走るXT04の近鉄四日市行き準急です。1枚目のXT11と同じくB更新施工済のワンマン対応車ですがこちらはワンマン表示器が無く、乗務員室仕切り部の窓の大きさも異なるので実際に乗車して見てみるのも良いです。2000系はバリエーション豊富なので趣味的に面白く、現在は2800系AX04に施されているCTYのラッピングも以前は2000系に施されていたので湯の山線や鈴鹿線でも見ることが出来、その頃は今よりも楽しみが多かったです。