〜2023年3月5日(日)〜






盛岡で迎える朝。午前6時30分起床。





窓の外には雄大な岩手山(の右半分😅)。





空には鳥のV字編隊🦅





8時にホテルを出て盛岡駅へ。駅前ロータリーからも岩手山の勇姿。青空に雪を頂いた山が映える。





今日はこれから三陸へ。まずは快速「はまゆり1号」釜石行き。





キハ110の3両編成で、うち1両は指定席。





一部車両を除いて転換クロス装備の「はまゆり」は乗り得列車として有名。





指定席の3号車に乗車。もちろん転換クロス。





定刻8時42分、盛岡を発車。この時点で3号車の乗車率は30%程とのどかな車内。





北上川の向こうに広がる盛岡の街を眺めながら、途中の花巻まで逆向きに進む。





東日本パス2日目。この列車は指定席4回枠を使わず実費購入。530円と安いので😐





反対側には岩手のきれいな山々。





花巻に近づくにつれ、白く聳える早池峰山(はやちねさん)が見えてくる。標高1917m。岩手県では岩手山に続く高い山🏔





9時11分、花巻に到着。方向転換の為しばらく停車。
花巻と聞くと、やはり今をときめく大谷選手の花巻東高を思い出す。菊池雄星選手も花巻東だから、2人もメジャーリーガー輩出とはすごい高校⚾





花巻を出て釜石線へ。彼方に雪山が聳える北上川を渡る。





9時22分、新花巻。
新幹線高架の下にポツンと佇む一面一線のホームながら、多くの乗車があり3号車は70%程の乗車率に。





新花巻を出たところでビールタイム🍺
きれいな車窓を眺めながらのビールは最高😆





9時29分、土沢。
釜石線は銀河鉄道の夜にちなんだ独特の駅名標が使用され、各駅にエスペラントの愛称が付いている。
その銀河鉄道の夜を体現したSL銀河は今年6月での引退が決定。結局乗れなかった。なんとも寂しい😞





列車は猿ヶ石川に沿って早春の奥州路を進む。





前から乗りたいと思っていて、ようやく乗れた初めての釜石線。景色が新鮮😚





列車は高台へ。お〜素晴らしい眺め(゚∀゚)





山を貫くのは釜石道。ローカル線に沿って高規格道路が走る対照的な風景はデフォになった感がある😑





景色はきれいながら、進行右側は直射日光がキツい😣





しかし釜石線下りといえばやはり進行右側席。その理由はこの先に待ち受けるΩ(オメガ)ループ。





遠野を過ぎると残雪が見られるようになる。





足ヶ瀬を過ぎ、列車はグイグイと標高を上げていく。





上有住(かみありす)を通過し土倉トンネルを抜けると、まさに秘境風景🏞





そして眼下には平行に走るレールが出現。Ωループきたっ!





よく見かけるループが「α」のように交差するのに対し、「Ω」のように方向転換する軌跡を描くΩループ。ループ大好き人間にはどちらもたまらない光景😏





Ωのテッペンで180°向きを変え陸中大橋を通過すると、ここはもう先ほど見えた下界。





頭上には通ってきたばかりの赤い鉄橋。こう見るとすごいトコ走ってる😲
SLが煙を吐きながらここ走るのを想像すると、胸熱照れ





先人達の知恵と努力で完成・維持されてきた美しいΩループ。この素晴らしい鉄道文化をいつまでも🙏





それにしても、ココドコ感満載の非日常に溢れた車窓。そこをSLでなくとも、転換クロスで優雅に行ける「はまゆり」は貴重な列車。





秘境から一転、川の向こうに街並みが見えてくると間もなく釜石。





10時53分、終点 釜石に到着。
盛岡から約2時間。快速「はまゆり」で行く初の釜石線、堪能させて頂きました🙇





さっそく釜石の味覚を味わいに、駅前にあるサン・フィッシュ釜石へ。





中にある海鮮料理の まえ浜さんに入店。こちらでのお目当てはもちろんアレ。





まずはビール🍺
さっきも飲んだけど、くう〜染みる〜😂





そしてお目当ての焼うに丼。税込3,300円。全国旅行支援クーポンでと思ったら、なんと対象外😩
一瞬怯むけど、こういう場所でケチってはいけない。





トロッとした食感に濃厚なうにの風味が口の中に広がって、ウマイ〜。幸せ感じる美味さ。食べて無くなっていくのが惜しくなる🤣

夏季シーズンには生うに丼の提供もあって、そちらも気になる。





すっからかんに完食させて頂きお会計。駅前で釜石の味覚を堪能できる貴重なお店。今度はぜひ夏に。



このあとは三陸鉄道へ➡️