のんびりキハ40形気動車の旅(北条鉄道)【近畿の国鉄型列車の旅⑧】 | 湘南軽便鉄道のブログ

湘南軽便鉄道のブログ

「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)


(北条鉄道 法華口駅とキハ40)



★過去記事↓

風前の灯・山陰本線113系 / 春の加古川線 超ローカル区間の旅【近畿の国鉄型列車の旅⑥】


異色の加古川線103系と、春爛漫の北条鉄道【近畿の国鉄型列車の旅⑦】 





北条鉄道 北条線  北条町駅(兵庫県加西市)


発車を待つキハ40形気動車

日本国有鉄道(国鉄)時代に製造された気動車




キハ40形気動車は、予備車両不足を補うため、2022年(令和4年)3月13日から新たに北条鉄道に加わった気動車。
元・JR東日本秋田総合車両センター南秋田センター所属で、五能線で活躍していた寒冷地仕様の中古車「キハ40 535」を譲受したもの。
北条鉄道への導入にあたり、便所の撤去等一部改造以外はJR東日本当時のままの姿を保つ。

キハ40形気動車の運用は、北条鉄道ホームページに掲載。




キハ40導入に伴い新調されたサボ(サイドボード、サインボード)




所属略号は「秋アキ」。JR東日本秋田総合車両センター南秋田センター所属時代のままの表記。










フラワ2000形とキハ40形気動車が並ぶ。








北条町発・粟生行きキハ40形普通列車

9時34分、北条町(ほうじょうまち)駅を発車



白煙を上げ加速





元・JR東日本のキハ40形気動車は、今も下段窓が開く。



播磨横田(はりまよこた)駅(反対側)






長(おさ)駅


古い駅名標が残る。

古い駅舎等が現存する国登録有形文化財の駅




田園地帯をのんびり走る。




播磨下里(はりましもさと)駅


この駅も国登録有形文化財の古い駅舎等が残る。


古い駅名標。右書きだった文字を、現代の左書きに書き換えた跡が残る。





桜が咲くホーム

駅前には、昼時だけ営業する食堂がある。



法華口(ほっけぐち)駅


満開の桜




田原(たはら)駅








網引(あびき)駅





駅前にはイチョウの大木。まだ若葉は付いていない。




窓を開けると春風が車内に入ってくる。



JR加古川線の線路が近づく。






9時57分、終点・粟生(あお)駅に到着





所要23分の小さなローカル線の旅。北条鉄道の粟生駅は頭端式。JR線と線路は繋がっていない。

向こうのJR加古川線 加古川駅方面ホームでは、姫路などの街へ向かう大勢の人が列車を待つ。


JR加古川線加古川行き普通列車が到着

2両編成の加古川行き103系3500番台電車がやってくる。

国鉄時代製造のだいぶ古い103系電車だが、改造により、103系の原型はほとんどとどめていない。






北条鉄道キハ40は、折返し北条町行き普通列車に。

加古川方面からのJR列車が到着すると、北条鉄道への乗り換え客も多い。



※2023年(令和5年)4月上旬


(続く)