(前回記事の続き)
(北条鉄道 法華口駅とキハ40)
★過去記事↓
風前の灯・山陰本線113系 / 春の加古川線 超ローカル区間の旅【近畿の国鉄型列車の旅⑥】
異色の加古川線103系と、春爛漫の北条鉄道【近畿の国鉄型列車の旅⑦】
北条鉄道 北条線 北条町駅(兵庫県加西市)
発車を待つキハ40形気動車
日本国有鉄道(国鉄)時代に製造された気動車
キハ40形気動車は、予備車両不足を補うため、2022年(令和4年)3月13日から新たに北条鉄道に加わった気動車。
元・JR東日本秋田総合車両センター南秋田センター所属で、五能線で活躍していた寒冷地仕様の中古車「キハ40 535」を譲受したもの。
北条鉄道への導入にあたり、便所の撤去等一部改造以外はJR東日本当時のままの姿を保つ。
キハ40形気動車の運用は、北条鉄道ホームページに掲載。
北条町発・粟生行きキハ40形普通列車
9時34分、北条町(ほうじょうまち)駅を発車
白煙を上げ加速
元・JR東日本のキハ40形気動車は、今も下段窓が開く。
播磨横田(はりまよこた)駅(反対側)
長(おさ)駅
古い駅名標が残る。
古い駅舎等が現存する国登録有形文化財の駅
播磨下里(はりましもさと)駅
この駅も国登録有形文化財の古い駅舎等が残る。
古い駅名標。右書きだった文字を、現代の左書きに書き換えた跡が残る。
法華口(ほっけぐち)駅
満開の桜
田原(たはら)駅
網引(あびき)駅
9時57分、終点・粟生(あお)駅に到着
所要23分の小さなローカル線の旅。北条鉄道の粟生駅は頭端式。JR線と線路は繋がっていない。
向こうのJR加古川線 加古川駅方面ホームでは、姫路などの街へ向かう大勢の人が列車を待つ。
JR加古川線加古川行き普通列車が到着
2両編成の加古川行き103系3500番台電車がやってくる。
国鉄時代製造のだいぶ古い103系電車だが、改造により、103系の原型はほとんどとどめていない。
※2023年(令和5年)4月上旬
(続く)