2023.4.28 東武鉄道634型スカイツリートレイン・野岩鉄道普通列車代走を追う② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

頑張って5時前に起きて、春日部からリバティに揺られて南会津までやってきた。


自分にとっては4ヶ月ぶりの福島。

一番身近な福島。

それでも遠い福島。


片道3時間半強…東海道・山陽新幹線なら東京発の「のぞみ1号」だと岡山越えて福山まで。

東北・上越・北陸新幹線だと東京発なら終点に着けて、先に進めていたりする時間感覚だ。


…ま、ここからは先を急ぐ旅じゃないから、これでいいのだが。

9:40過ぎ、スカイツリートレインの扉が開いた。

はやる気持ちを抑えつつ、車内に座席確保に向かう。

普通列車使用とはいえ、座席のヘッドカバーはそのまま取り付けられていた。

そういえばサクラトレインの時もそのままだったか…と後から思ったけど。

座席は、滅多に座る機会の無かった運転席後部に確保。


扉が開いて客が散り、また静かになる会津高原尾瀬口駅構内。


普段のスカイツリートレインなら、列車の特性もあるのか2・4号車の扉は〆切扱いとなるのだが

ローカル普通列車に使用されるからか、今回は全ての扉が開閉されていた。

それでも4両編成で片側4ヶ所と、かつて短期間存在した1800系通勤型化改造車より少ない。


それにしても、この一年余でずいぶん接する機会が増えたスカイツリートレイン。

それでも、過去の経緯による新たな風景での出会いはまだまだ多くある。

10年ほどに渡る“空白の時間”を埋め切ることは、果たしてできるのだろうか?


ともかく、栃木・福島の県境を越えたのはまた大きな一歩になる。


LEDはうまく写せないけど、まずそこにいることが大事。


その場所で撮れたことが、まず大事な記録だからね。


まだ時間があって、改札外にも出てみると…


まだ春の色が残っていることに、心を強くしてシャッターを切る。

そういえば、浅草界隈では敢えて撮らなかったカットだった。

あちらは一般観光客も混ざってとてつもない盛況だったが、こちらはほとんど注目されず。


スカイツリートレイン自体も、都心側と比べると実に静かだ。


それだけに、行き過ぎた自我は普段以上に目立つことになる、


1ヶ月遅れの“サクラトレイン”をどっぷり堪能したら、いよいよ発車時間だ。


見送る人もなく…

寂しくも、まぁ今日も帰ってくるし。


と、この時はまだ思っていた。


会津高原尾瀬口駅の「憩の家」で買ったビールを開けて…(早い)

いざスカイツリートレイン奥日光・南会津大自然の旅、開始!!