大和路線の主要駅 王寺駅のいま | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

JR王寺駅は大和路線と和歌山線の乗り換え駅で、近鉄生駒線、近鉄田原本線がJR駅前まで乗り入れている、奈良県内では主要駅の一つだと思います。

そんな最近の王寺駅が今回のテーマです。

 

まずは、和歌山線・桜井線系統を走る227系5000番台です。

105系から比べると大幅なサービス向上になっていると思います。

和歌山線・桜井線は4番・5番乗り場から発車します。

 

普通奈良行きですが、桜井線経由の文字が有りません。

桜井線経由でも奈良には辿り着けますが大和路線よりも遠回りになります。

犬のイラスト入り?何故に犬?とこの時は思いましたが後で分かりました。

 

和歌山線の和歌山行きも犬のイラスト入りです。

こちらは帯の色がピンクになってます。

 

桜井線(万葉まほろば線と最近は呼ぶらしい)・和歌山線の時刻表です。

極限まで本数削減された感じですね、平日の昼間はこれで間に合うんかい?

逆に土日のほうが昼間本数が多く、1時間あたり2本は最低限確保されていますがやっぱり観光需要ですかね?

高田まではもうちょっと増やしても良くないですか?

 

電留線もたくさんあり、昼間でも何編成か出待ちしています。

夜間は車庫代わりに電車がたくさん留置されています。

かつて水害で留置していた電車が全滅ということがありました。

当時は101系、113系が留置されていましたが、113系は修理されましたが、101系は廃車となり首都圏から廃車予定の101系が緊急的に応援に駆け付け、その後は103系に置き換えられました。

まだ奈良に電車区が無かった時代です。

跨線橋は駅の南北を結ぶ自由通路になっています。

 

仕業検査は構内で実施しているようで、検査掛の人も常駐しているようです。

屋根の点検ができる作業台も設置されています。奥の227系が1編成停まっているところです。

5番ホームは和歌山線の普通和歌山行きです。

 

5番乗り場のもうちょっと下がったところで。

洗浄用の作業台もあります、ちょうど201系が掃除されているところでした。

なぜか?5番乗り場の隣の電留線は枕木で行き止まりにされています、線路は繋がってるのに。

かつてはここに103系105系、117系も停まっていました。

 

奥が1番ホーム(大和路線奈良方面)手前が2番3番ホームです。

中線が2本あります。かつては貨物列車や荷物列車などが停まっていたのですが、今は旅客列車だけなのであまり使われていないのかも?

跨線橋は東西2か所に設置されています。奥が奈良方面です。

 

3番ホームから4番、5番ホーム側。

JRなんば行きの201系が発車待ち中です。4番線の221系は回送です。

221系は電留線から出てきて、4番線に据え付けられました。

 

ホームの三角屋根の部分は木造の屋根です。歴史を感じますね。

延長された屋根は近年のもので鉄骨ですが。

 

跨線橋手前の乗り場案内です。

関西線で亀山に行く人がどのくらいいるのかなと。

そのぐらい関西線の加茂より東は寂れてると思います。

 

跨線橋は窓が開いている場所があるので屋根の観察もできたり。

 

今ならまだ201系の雄姿も見れます。

 

3番乗り場からJRなんば方面。駅を出たら左に大きくカーブしていきます。

 

JRなんば方面から1番線に到着する大和路快速です。

 

王寺駅と江戸屋のコラボのくず餅のポスターも!

201系と221系ですね( ´∀` )

 

と言うことでJR王寺駅の様子でした。

 

<おまけ>大昔の王寺駅。

2番乗り場から奈良方面を見たところです。

中線に和歌山線の客車列車が停まっています。

竜華から回送で王寺までやってきて、いったん中線に入り奈良方面にいったん出てバックで5番(4番だったかも?)に据え付けます。

客車は35系と10系が中心でDE10が牽引していました。18時前に出発し、翌日の朝に王寺に戻ってくる1日1往復の客車列車でした。

末期には50系に代わりましたが、程なくして電車化されました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

次回は改札を出て王寺駅を見てみようかなと思います。