タキ1000の実車の製造台数が1000両に達した際に、1000号に施された記念塗装を再現したタキ1000(後期形)10両セットが昨日届きました。

 

KATO製の特別企画品「タキ1000(後期形)1000号記念塗装入 10両セット」(品番10-1750)です。

 

現行製品の「タキ1000(後期形) 日本石油輸送」(品番8081)を10両セットにした製品です。紙箱ではなく、12両収容可能な専用の車両ケースが使用されています。

 

タキ1000-999~1008の連続車番で製品化されています。左上から右に999号,1000号,上から2段目も同様に左から右に1001号,1002号と順番に収容され、最下段の左側が1007号,右下が1008号となっています。車両自体は、現行の単品製品(→こちら)と同一ですが、右上の1000号には特別に施された記念塗装が再現されており、一際目立つ存在となっています。

 

記念塗装を再現したタキ1000-1000号です。この車両にだけ、エコレールマーク(右端の白丸地に緑模様)も表記されています。

 

両側面で異なるメッセージも再現されています。

 

両側面のメッセージ部分を拡大しています。

 

1000号車の記念塗装に関しては、実車を所有する日本石油輸送株式会社のニュースリリース(下記)によると、鉄道タン ク車輸送を担う 3社「鉄道タンク車輸送チーム」を PRするため、1000号車に日本石油輸送の緑色JR貨物の水色日本オイルターミナルの青色の3色をストライプ状に配色したデザインで塗装。更に、「タキ1000-1000号記念」、「環境にも優しい安全・安心の石油タンク車輸送」と左右側面で異なるメッセージを施して、鉄道輸送が環境に配慮した輸送モードであることをPRしているとのことです。

 【出典】:ガソリン専用タンク車タキ1000形式 1000号車(記念ラッピングタンク車)について  日本石油輸送株式会社 2022年5月9日

 https://www.jot.co.jp/news/attach/20220509-1636_300.pdf(1000号車の写真も掲載)

 

添付品は、デッキの後部標識掛けに引っかけるタイプの反射板が、2両分(4枚)です。

 

片側だけ車間短縮ナックルカプラーに交換して、EF64-1000番台機と連結しました。

今回の増備により、タキ1000形は旧製品10両+現行製品11両の合計21両になりました。

 

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