RedWing-227系 / 向洋駅周辺の風景 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

RedWing-227系 / 向洋駅周辺の風景


向洋駅 仮設新線切り替え後の風景写真ですが、直後の様子は一旦これが最後になります。

もう貯まりに溜まり過ぎた、昨年の写真が詰まってしまっているので、明日からは順次それらを出して行く予定です。

もうね、どこまでどんな写真を出したのか分からなくなってしまっていて、確認作業が目白押しです(笑)



では、冒頭からの3枚は鹿篭(こごもり)踏切ですが、1枚目と2枚目は広島方を望んだ写真です。

3枚目は海田市方を向いての撮影ですが、まだ途切れている下り貨物線と、次に切り替え予定でレールは繋がっている上り貨物線には、フェンスが張られています。

上り旅客線のみ営業運転が開始されているので、車両限界に合わせてフェンスが外されています。





続いては青崎第10踏切ですが、こちらも上下貨物線は単管バリケードで封鎖され、上り旅客線のみ開通させてあります。

誤って歩行者や車両が新しい踏切へ閉じ込められたり、過失または故意で線路内に立ち入ったりしないよう、仮設新線切り替えによって変則となった踏切には、警備員さんが配置されています。

また、鹿篭踏切は開通した仮設新線まで遮断するので、7本の線路をまたぐ長い踏切となりましたが、青崎第10踏切は開通していない上下貨物線の部分が島となっています。




踏切を渡っていると運良く島へ閉じ込められたので、下り線を行くRedWing-227系と、上り旅客の仮設新線を走って来るRedWing-227系を撮影してみました。

現行下り旅客線を走る列車の写真で、1番手前の線路は上り旅客線の旧線です。

また、閉じ込められたために見つけた「使用停止」のシールが貼られた機器も撮影しましたが、渡り始める前に島で立ち止まって踏切が閉まるのを待ったら、警備員さんに注意されるのかなぁ?と諦めていたので、これは本当にラッキーなハプニングでした。




上り列車は隣の鹿篭踏切を越えた辺りからの連写ですが、ホームに停車するまでを撮っています。

警備員さんは両端に1名ずつ2名おられて、もう1人、普通の歩行者さんが閉じ込められていますが、踏切が鳴り始めると警備員さんから「渡らないでくださぁい」と、止められていました。

なので私も安心して堂々と、島にいて写真を撮っていた訳です(笑)




上り列車の写真で最後の1枚は先述の通り停車中ですが、踏切広島が開いたので旧線に立ち止まって撮影し、新旧のホームが見えるようにしました。

さてここからの写真は渡り終えての撮影ですが、仮設新線の敷設工事にあたり、踏切の場所が変更されています。

今の踏切は真っ直ぐですが、かつては踏切手前で急カーブしてナナメに通っていました。




撮影側の位置はほぼ変わっていませんが、山側は大きく移動していることが分かります。

現行線の内、3本は営業線路なので1本だけ封鎖されている訳ではなく、旧踏切と地続きなので路面に立入禁止の文字が書かれています。

上り列車が仮設新線をやって来たので撮影たが、旧踏切は線路の手前で途切れており、ここには列車が来た時に退避する場所は無いことが分かります。




尚、旧踏切で列車がもうやって来ない旧線にいると、踏切が鳴り始めたと同時に特殊信号発光器が発報します。

まぁその前に、警備員さんは切り替え当時は24時間体制だったようで、間違いなく注意されますが、今は夜間に常駐されているのかどうかは分かりません。

列車を緊急停車させないように、くれぐれも旧踏切への立入は厳禁です。



青崎第10踏切から線路沿いの小径を通って向洋駅へ向かったのですが、途中で目玉おやじの何かしらを発見しました。

最初は無視して、旧ホームと新ホームの駅名標を並べて写真を撮っていたのですが、誰かが何故か置き忘れたのでしょう、これも一期一会かなぁ?と気になり始めてしまいました。

位置がもう少しどうにかしてくれていたら良かったのにと思いながら、写真を撮るために移動させるのも背徳感があったので、そのままの位置からムリヤリな写真を(笑)



旧ホームの駅名標の向こう側へ停車するRedWing-227系ですが、番線が増えたように見えるので写真に撮ってみました。

ラストはホームから、かつて4番ホームから北改札口へ連絡していた、横断跨線橋跡撮りました。

北口側は現行ホームになったので綺麗に整備されていますが、旧4番ホームはもう一般の旅客が立ち入る訳ではないので、橋のあった箇所はポッコリと口を開けた状態のままとなっています。




一応、開口部をアップにせず駅名標も入れて撮りましたが、それによってプラットホーム法面に書かれた、ありがとうのかすれた文字が失われて行く侘しさを強調してくれています。

そして、旧上りホームはこれから解体が始まりますが、向洋駅舎の解体はまだまだ先なものの、一足先に過去のものとなってしまった施設があります。

向洋駅の駅そば「駅麺屋 向洋駅店」が、3月31日で営業終了となっています。



店内の写真は最終日のものではありませんが、3月10日に立ち寄った時に撮影しました。

チャーシュー麺とおむすび2つですが、向洋駅での駅そばを食べた、最後となりました。

同じものは駅麺屋の暖簾が掛かる他の駅でも食べられるのですが、こうした旅客密着した駅の供食サービスが無くなるのは、やはりこの駅の一時代が終焉を迎える現実の寂しさを感じます。



西広島駅も橋上駅舎に立て替えられる時、駅麺屋が一足先に無くなって、完成した折には新駅舎には入りませんでしたが、向洋駅が高架駅となった折にはどうなるのでしょう。

西広島駅は駅麺屋の変わりに むすびのむさし が入っていますが、ここへテナントとして入ったので、KOI PLACEから店舗が無くなってしまい、少し寂しく不便な感じに感じます。

向洋駅の駅そばが誕生したのは1920(大正9)年に開業した、初代駅舎の時代でした。



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