先日書き下ろした「鉄道模型を始めた頃の話」は3つに分けて紹介しました。
畳の部屋で昭和レトロ感満載で書きましたが、今回はもう少し時代が経った機関車なども交えて紹介します。
※あらかじめお断りしておきますが、車両関係は当時のものではなくって現代の同形式を使っています
最初の話に出てこなかった、EF65 500とEF70 1000の電気機関車コンビ。
ブルートレイン牽引機として関水金属(KATO)が初期から発売していた両機関車、実は購入していませんでした。
やはり当時、どうしても我慢できなかったのがスカート一体型だった台車です。
いまや、カプラまで車体マウントが当たり前の世界になってきたNゲージですが、発売当初はスカートが台車一体だったなんて最近のNゲージしか知らない方には「なんのこっちゃ」という話。
急カーブでも曲がれるようにとスカートが台車に付いて首を振る仕様なので、まるで下顎が外れてしまうかのような走りっぷりに購入は見送りました。
それから時を経てEF65 500が何度かモデルチェンジをして初めて購入したのがこいつです。
もちろん全長もEF70とは異なり、EF65本来の長さになりました。多分この後にもう一度モデルチェンジしているのかな?
でも美里山倶楽部はコレがお気に入りの寝台特急「富士」「あさかぜ」の牽引機です。
EF65 500が20系ブルートレインを牽引していた頃は、横浜高島町の貨物線にはまだD51が走っていましたからね。京浜東北線からよく見たものでした。
東海道本線の強力貨物機はEH10、真っ黒の圧倒的ボリュームで浜松町で休んでいる姿も見たものです。
EF65 1000時代になると横浜から引っ越してしまったので馴染みの牽引機は500番台なんです。
そしてEF70 1000。
これも下顎が外れて走ったことと色合いが朱色に近い塗装でなんかピンとこなくて欲しかったのにずーっと買わなかった機関車です。
寝台特急「日本海」や急行「きたぐに」をこの機関車で引かせたかったのに実現できたのは2016年頃だったかもしれません。
45年待たされたことになります。
富山県高岡市で高校2,3年を過ごしましたのでEF70は一つ目を含めて常に目にしていた機関車で、北陸本線のローカル列車には客車列車も多く残っていてナハ10系+EF70は小旅行に使いました。
当然購入したいんだけどあのスカートがぁ・・・。
ですからこのEF70が発売されたときには2両いっぺんに買い求めました。
続くコンビはEF57とEF58。
いずれも最初に購入したのはエンドウ製でした。
KATOとどっちが早かったのかな?
ほぼ似たような時期だったと思うのでお店で比較しながらエンドウ製にしたと思います。
プラ成形の細かさとカチッと感は断然KATOなんですよ。
でもEF58の重厚感は金属プレスのエンドウの方が上回っていたと思います。
重量も圧倒的にエンドウがずっしりしていて走りもHO的な感じでした。
EF58はひさし付きとひさし無しの2種類があって、上越っぽいひさし付きを購入しました。
ただ欠点としては、カーブでの車体上部と台車のずれが壮大で多分KATOより大きかったと思います。
それでも美里山倶楽部初めてのF級機関車はブルトレ、急行、貨物なんでも引いて50‰を登っていきました。
EF57はこのパンタグラフが魅力。
こちらもエンドウの金属車体が気に入りましてプレス加工の甘さを補った重厚感がたまりませんでした。
下回りはEF58と共通だったと思いますが、デッキ台車なのではみ出し感はありませんでしたが、なぜか片側の先台車が先頭で脱線しやすく、客車と連結する側は決まっていました。
主に旧型客車、グリーンマックスの10系寝台車などを引かせていました。
ちょっと時代は新しくなってしまうんですが、EF60アメリカントレイン。
この車両イベント専用で社会人になっていたので実物は見たことないです。
ただ、テレビで見たときにガツンとやられてこんなの模型で出ることないだろうなと思っていました。
しばらく経って発売されたのですが全く知らず時を過ごし、ある模型屋で売れ残っているのを見つけて連れて帰った記憶があります。
客車の方は手に入らなかったんですが、機関車だけあればとりあえず動かせますから、北斗星引かせたりつるぎ引かせたりして遊んでます。
夜行列車が意外と合いますよ。
番外編の
電気機関車は
おしまい
残るは
ディーゼル機関車と
思い入れのある客車
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