やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大阪環状線では△に気をつけようという話です

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以前から大阪環状線のホームには◯と△の印がありましたが、323系導入以前までは◯が4扉車、△が3扉車の乗車位置を示すものでした。
ところが2019年には車両置換えも完了し、大阪環状線内を走るすべての車両が3扉車になり、乗車位置はすべて△の印の場所だけが使われるようになりました。

◯印が復活したのは2021年で、「トイレなし」の列車を指すものとして復活しました。ちなみに△印は「トイレあり」の列車を指す意味に変わりました。
どちらも同じ3扉車なので、ホームの印は両方併記されていますが、行先表示板で◯印と△印を見ることができます。

この「トイレなし」「トイレあり」でピンと来た人もいるかもしれませんが、「トイレあり」の列車の方がより長距離を走るわけですね。
すなわち△印の列車は、大阪環状線を回って阪和線大和路線に入る列車なわけです。
阪和線の場合は関西空港や和歌山、果てはきのくに線に入って御坊まで行く列車があります。また、大和路線の場合は奈良や加茂、果ては和歌山線に入って五条まで行く列車があります。
酔っ払ってうっかり乗り間違うと大変なことになる行先のオンパレードなわけです。
それを防ぐためには◯印表示の列車に乗るのが無難だと言うわけですね。
大阪環状線では△に気をつけようという話です。

とは言うものの、行先表示が「鶴橋・京橋方面」になっているのは天王寺発の列車のみで、天王寺から阪和線大和路線へ向かう列車と区別するためにこのような表示となっています。
天王寺以外の駅から乗る場合はきちんと行先表示がされるのでおそらく間違うことはないでしょう。
気をつける必要があるのは、天王寺で飲んで酔っ払った時ぐらいだろうと思います。
コロナ禍の脅威が激減し、飲み会が増えてくる今だからこそ、地元民としては留意すべき事柄かもしれないですね。(大げさ)