東海道新幹線と山陽新幹線の境界であり、発車標には九州新幹線へ直通する、オレンジ色のみずほ号も表示されています。
この中に1つ、普段では見られない臨時の新幹線があります。
それが一番下の「のぞみ619号博多行き」。
今日だけ設定されている臨時列車で、面白ポイントがいくつかあります。
まずは、新大阪駅下り方面で「始発16両」の「のぞみ号」であること。
山陽新幹線も走るのぞみ号ですが、これは東海道新幹線へ直通する種別。しかし、今回乗車するのぞみ619号は新大阪駅から博多駅の運行であり、山陽新幹線内で完結してしまいます。
続いて、のぞみ「619号」という番号。
600〜619号は九州新幹線直通の「みずほ号」が使うための番号です。それにも関わらず「のぞみ」が619号を使っています。
おそらく博多止まりで九州新幹線に入らないため、「みずほ」ではなく「のぞみ」にしたのでしょう。
この他にも運行上、普段とは違った光景を見られます。一体なぜこの列車が設定されたのか、実際に乗って確かめてみましょう。