第1533回('22) ニューシャトルを乗り鉄・降り鉄(1) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2022年12月29日~2023年1月1日、年末休暇は3泊4日の日程で首都圏と名古屋近郊を乗り鉄・降り鉄(駅訪問)しました。新型コロナウイルス流行の第8波真っ最中でしたが、既にワクチンを4度接種していたこともあり、今回も感染対策を徹底して旅行を楽しみました。
 
今回は初日(12月29日)前半の内容です。
いつものように新幹線一気に東京へと移動し、今回は上野東京ライン~宇都宮線・高崎線列車に乗り継いで大宮駅まで行きました。そしてAGT路線の埼玉新都市交通伊奈線【愛称:ニューシャトル】に乗り継いで1駅ずつ下車していきました。ニューシャトルの乗り鉄・降り鉄には『ニューシャトル1日フリー乗車券(720円)』を利用しましたが、これが磁気券ながら自動改札機に対応しておらず、JRの『青春18きっぷ』と同様に駅員に提示しなければならなかったため、面倒でした…。ニューシャトルは『Suica』のエリア内なので、ICカード対応型も発売してほしいところです。
  
今回の日程  2022年12月29日  (木)    【前半】    
  
加古川517(JR神戸線)533西明石601(山陽新幹線→東海道新幹線・のぞみ80号)851東京855(上野東京ライン→宇都宮線・高崎線)927大宮950(ニューシャトル)952鉄道博物館【大成】1013(普通)1015加茂宮1035(普通)1037東宮原1057(普通)1058今羽1154(普通)1155吉野原1225(普通)1226原市      
  
【後半へ続く】       
 
この日は4時に起きて、朝食後に自宅を出発して加古川駅へ。冬なのでまだまだ暗かったです。加古川駅ではあらかじめ購入していた『加古川→東京都区内』の往復乗車券(ゆき券)を自動改札機に通して入場し、5時17分発のJR神戸線上り普通・米原行きに乗車しました。この日はまだ平日ダイヤで、加古川駅発の一番列車の発車時刻が土休日より3分早く、しかも車両は土休日12連のところ平日は短い8連です(今回乗車したのは223系)。また、私はこの日から年末年始の長期休暇でしたが、まだ休みに入っていない企業も多く(役所も同様)、旅行客に交じって通勤客の姿が結構見られました。私は最後部車両の空いていた転換クロスシート窓側席に座りました。半分ほどの席が埋まっていました。まだ暗いので道中はスマホを操作して過ごしましたが、停車駅ごとに乗客が増え、大久保発車時点で満席になりました。当然、私の隣席も埋まりました。まだ新快速の運転時間帯に入っておらず、この先も結構な乗車率になるでしょうから、平日も12連に増強してほしいところです。そして私は5時33分に到着した西明石駅で下車しました。
 
 

 
西明石駅では乗換改札を通って山陽新幹線ホームへと移動し、当駅6時01分始発の上り『のぞみ80号』東京行きに乗り継ぎました。JR東海所属のN700A16連で、G9編成でした。私は最後部1号車自由席の2
人掛け窓側E席に座りました。車内はガラガラで、発車時刻になっても1号車は10人もいませんでした。
 
 

 
『のぞみ80号』は定刻に西明石駅を発車しました。まだ明るくなっていなかったので私はスマホを操作していました。停車駅ごとに乗客が増え、京都発車時点で大半の席が埋まりました。京都付近から明るくなってきたので私は車窓風景を眺めていました。米原~関ヶ原付近は雪が降っておらず、伊吹山がうっすら雪化粧している程度でした。愛知県に入ると日の出を迎え、名古屋駅では降車と乗車が拮抗していて、結局満席にはなりませんでした。また、天気は晴れで、私は久しぶりに富士山をまともに眺められました。
 
 

 

 
そして新横浜、品川と降車が多く車内が結構空いてきました。そして定刻の8時51分、『のぞみ80号』は終点の東京駅に到着しました。帰省ラッシュに備えて係員が多数配置されていましたが、思ったほど列は長くなっていませんでした。この日が仕事納めの人が多いので、翌30日の方が混雑したのでしょうね。
 
 

 
人が少なくて東京駅のホームやコンコースをスムーズに歩けた結果、すぐに上野東京ラインホームに到着。予定していたより1本早い8時55分発の普通・高崎線方面籠原行きに乗車できました。15両編成で、前5両はE231系かE235系か分かりませんでしたが、後ろ10両はE231系でした。乗り込んだ最後部車両はガラガラで、私は空いているボックスシートの進行方向窓側席に座りました。移動中はひたすら車窓風景を眺めて過ごし、私は9時27分に到着した大宮駅で下車しました。出場時、窓口で『加古川→東京都区内』の乗車券を提示した上で、乗り越し分(浮間舟渡~大宮間の220円)を『Suica』で支払い出場しました。
 
 

 
大宮駅ではJR駅の北西側にある埼玉新都市交通伊奈線【愛称:ニューシャトル】の駅へと移動し、自動券売機で『ニューシャトル1日フリー乗車券(720円)』を購入してから有人通路を通って入場しました。前述の通り自動改札機に対応していない1日フリー乗車券ですが、それ以前に自動改札機が設置されている駅が2駅しかありません…。
入場後は大宮駅構内を撮影しましたが、大宮駅はループ線の途中にある1面1線のターミナル駅で、電車はスルー運転となっています。その大宮駅からは9時50分発の普通・内宿行きに乗車しました。ニューシャトルの列車は全て各駅停車で、種別は「普通」です。車両は最新型の2020系6連で、私は最後部車両に乗り込みましたが、大半の座席が埋まっていました。空席もありましたが、結局1駅目で下車する事もあり最後部での立席を選択しました。
 
 

 
内宿行きは定刻に大宮駅を発車し、駅ビル外周を回って東北新幹線・上越新幹線の高架橋西側に張り付き並走します。反対の東側には上り線が通っており、上下線が離れています。JR東日本の大宮総合車両センターなどを眺めて道中を過ごし、1駅目の鉄道博物館(大成)駅で下車しました。相対式ホーム2面2線の高架駅ですが、上下線間に新幹線が通っているため上下線のホームが離れています。地平部に駅舎があり、改札外コンコースは鉄道博物館の出入口部分と共用しています。広々としていますが、この日、鉄道博物館は年末年始の休館日になっており、駅や駅前は閑散としていました。また、駅の西側は住宅街、東側一帯は鉄道博物館になっています。ちなみに私は2008年に鉄道博物館へ行っていますが、それ以降は行けていません。
 
 

 

 
鉄道博物館駅からは10時13分発の普通(以下省略)・内宿行きに乗車。2020系6連で、乗り込んだ最後部車両は半分程度の席が埋まっていましたが、今回もすぐ下車するため立席を選択しました。道中は西へ離れる高崎線や川越線を見て、次駅の加茂宮駅で下車しました。加茂宮駅も間に新幹線が入る形の相対式ホーム2面2線で、高架下に改札口がありますが、加茂宮以北の駅では自動改札機が導入されておらず、ICカードの簡易改札機が置かれています。私は駅員にフリー乗車券を提示して出場しました。駅前は住宅街で、西口前には国道17号が並行しています。
 
 

 

 
加茂宮駅では10時35分発の内宿行きに乗りました。車両は2020系より古い2000系6連ですが、2000系も2007年~2014年にかけて導入された車両なので新しい部類です。最後部車両はほぼ満席で、今回も座らず道中は車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の東宮原駅で下車しました。基本的な駅構造は加茂宮駅と同様です。駅北側には東西方向に宮原駅前通りが延びており、この通りを西へ850mほど進むと高崎線の宮原駅に到達します。
 
 

 

 
東宮原駅からは10時57分発の内宿行きに乗車しました。2020系6連で、この電車は車内が空いていたため、私は最後部車両で着席しました。道中は水分補給をしつつ車窓風景を眺めて、次駅の今羽駅で下車しました。当駅も新幹線を挟む形の相対式ホーム2面2線で、高架下に駅舎があります。新交通システムやモノレールはどの駅も似てしまいますが、仕方ありません。駅前は住宅街ですが、近くには畑も残っています。
 
 

 

 
お昼時になったので、駅前散策後は南東へ延びる県道35号線(産業道路)を歩き、先ほど下車した東宮原駅との中間地点付近にある「マクドナルド」で昼食を済ませました。まだ11時台だったので店内はさほど混雑していませんでした。
 
 

 
昼食後は今羽駅まで戻り、11時54分発の内宿行きに乗車。2000系6連で、乗り込んだ最後部車両は空いていました。着席して、しばし車窓風景を眺めているともう次駅の吉野原駅に到着し、私は下車しました。吉野原駅も2面2線の駅ですが、駅舎は1階ではなく2階にあり、すぐ北でニューシャトルと新幹線をくぐっている国道16号東大宮バイパスを渡る歩道橋に接続しています。駅前に民家は少なく、特に西側一帯は工業団地になっています。
 
 

 

 
吉野原駅では12時25分発の内宿行きに乗りました。2020系6連で、最後部車両は大半の席が埋まっていました。着席せずドア脇に陣取り、道中は車窓風景を眺めました。そして1駅目の原市駅で下車しました。加茂宮駅~今羽駅と類似の構造をした2面2線の駅で、駅舎は地平部にあります。駅前は住宅街ですが、南側には未開発のエリアも見られます。余談ですが、「原市」はお笑いコンビ「ハライチ」の出身地で、コンビ名は地名(駅名)が由来です。
 
 

 

 

 
この後もニューシャトルの駅巡りを続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)