調査日 2.24(金)~2.25(土)
ローカル路線バスを乗り継いで、関東から東北へ行ってみたいー。そう思った私は、2月下旬についにその計画を実行に移すことにしました。当初は日帰りの予定でしたが、じっくり調査するべく1泊2日に。
総武快速線に乗り込み、旅のスタート地点である船橋駅へ。
東武野田線 2106A 急行柏行き 船橋7:47→柏8:11
まずは東武野田線で柏まで向かいます。朝ラッシュ時間帯とあって、船橋に到着した電車からはたくさんの人が降りてきます。
各駅停車柏行きはすいていたものの、私が乗る急行柏行きは立ち客が出るほどの混雑ぶりをみせます。
急行列車は新鎌ヶ谷と高柳にしか停車しません。新鎌ヶ谷で乗り降りが同じくらいありましたが、船橋から柏まで乗りとおす人のほうが多かったです。
5分前に普通列車が先行しており、高柳まで追い抜かしができないため、のろのろ運転をする場面もありましたが、それでも急行は速いですね!
柏から常磐線に乗り換え、普通列車で北上します。私が乗る土浦行きの後には、ひたち3号仙台行きがやってくるようで…
いつか常磐線を特急「ひたち」で乗りとおしたいものです
常磐線 2337M 普通土浦行き(取手まで快速) 柏8:22→土浦9:06
私が乗った土浦行きの列車は、北柏を通過し、我孫子・天王台・取手の順に停車。取手で特急「ひたち3号」の通過待ちをします。ひたち3号はほぼ満席の状態で、水戸市だけでなく、日立やいわきへのビジネス需要も少なくないことがうかがえます。
終点の土浦では3番線に到着。向かいの2番線に列車が停車していたのでこれに乗るのかと思いきや、この列車は品川行き間違って乗ってたら来た道を戻る羽目になっていました
土浦駅の2・3番線ホームには、こんな表示が。
一部の水戸・勝田方面行の列車は、土浦でグリーン車を含む後10両を切り離し、前5両だけが水戸方面へそのまま走るという運用になっており、そのための注意喚起がなされています。
私は橋を渡って1番線へ移動し、普通勝田行きに乗り換え。
常磐線 545M 普通 勝田行き 土浦9:13→水戸10:03
次の神立駅で早速特急ときわの通過待ちが入りますが、そのあとは順調に進んでいきます。内原駅近くにあるイオンモール水戸内原(通称:内ジャス)が見えてくると、水戸はもうすぐ。
臨時駅の偕楽園駅。2~3月の梅まつり期間中の土休日の午前中には、水戸方面行きの普通・特急列車が停車します。しかしこの日は平日だったため、偕楽園は通過・・・ここで降りられたらよかったんですが・・・
というわけで、水戸駅で下車し、バスで偕楽園へ向かいました。
茨城交通バス 鯉渕営業所行き 水戸駅北口10:10頃→歴史博物館・偕楽園入口10:23頃
今回は「水戸漫遊1日フリーきっぷ」(400円)を使用します。水戸駅から偕楽園までバスで往復すると480円かかるのですが、このきっぷを使うと、水戸駅~偕楽園を含む対象エリアのバスが1日乗り放題となるうえに、偕楽園などの施設の入場料も割引されるという、非常においしいきっぷです。
窓口だけでなく、スマホ上で購入できるのも魅力ですね
ということで偕楽園へ向かいます。2月下旬とあってまだ梅のピークではありませんでしたが、それでも美しい梅の花を見ることができました
お庭も本当にきれいでした。偕楽園に立ち寄ってよかったですそして、水戸に来たからには…
やっぱり、納豆ですね 藁の中から納豆をかきだして食べるスタイルでしたが、わらの香りがいい感じに納豆に伝わっていて、風味豊かでおいしかったです
バスの時間が迫る中、偕楽園駅を外から見物。
この日は臨時駅の営業を行わない日だったので、駅に入れないように鎖で閉じられていました。
関鉄グリーンバス 偕楽園入口11:43頃→水戸駅北口11:55頃
というわけで、戻りもバスで帰り、10分少々で水戸駅に到着。
水戸駅で見つけたオブジェ。水戸といえば黄門様と納豆ですな
さて、偕楽園観光を終えた私は、水郡線に乗り込みます。
水郡線 827D 普通 常陸大宮行き 水戸12:18(12:15)→上菅谷12:34(12:32)
水郡線 931D 普通 常陸太田行き 上菅谷12:35→常陸太田12:49
通勤通学の利用者が少ない12時台に乗車しましたが、それでも毎時1本の運転で2両の車内で立ち客が出るほどの乗車ぶりです。水郡線は水戸~上菅谷間が一番利用者が多く、水戸市と周辺都市(那珂市、常陸太田市、常陸大宮市)との移動の需要があります。
那珂市の中心駅である上菅谷で乗り換えて、終点の常陸太田まで向かいます。
常陸太田駅の駅舎や周辺はよく整備されており、待合室もこのように完備しています。
さて、今回は関東から東北を目指す旅ですが、常陸太田駅で鉄路は途切れてしまっています。ここからはバスに乗り換えて東北を目指します。(続く)