夜毎の寝付きが悪くて、毎日昼過ぎまで寝ている怠惰な日々で、体力・気力の低下により連日投稿できない状況が続いていましたが、生存報告を兼ねてライトな内容で投稿します。

 

手持ちのNゲージ車両で、稼働率の低い気動車として挙げた車両に手を加えてみようと、検討していました。

FUJIモデル製のキハ35-900番台です。実車では、ステンレス車体の製造上の制約から、前面妻板と連結面妻板が一段凹んだ位置にあるのですが、この製品では前後妻板とも凹みがない位置になっています。ボディ自体は、金属製で独特の光沢重厚感があって好ましいのですが、前面表情はノッペリした感じがして残念です。

 

KATOのプラ製キハ35-900番台(品番607-1)を参考に、FUJIモデル製品に手を加えて見映えを向上しようと検討してみました。

 

20年前にオークションで入手した車両で、組立キットとして販売されていた製品で、前オーナーさんが加工された下回りが組み合わされ、TNカプラーが前後に装着されています。

 

加工された下回りは、KATO製のキハ25旧製品のT車(品番6005)用の床板と台車(ピン止めのDT22)をベースにしており、縦置き形エンジンがモールドされています。キハ35では、上に置いたKATO製品(品番6077-2)のように横置き形エンジンであり、これも修正したい箇所です。KATO製のキハ35のT車用床板は手持ちにありませんが、キハ35動力車用のモーターカバー(中段)のストックがあるので、これを活用したいと思います。

 

因みに、キハ35(キハ30)動力車用のモーターカバーは、このような形状をしています。

 

次に、金属製ボディですが、ボディ自体はメーカーで組立済みのキット製品でした。これに床板保持用としてプラ角棒が、側板内側に貼り付けてあります。

前面妻板は、ボディの側板~天井板~側板に掛けて、三辺が半田付けされています。

 

連結面妻板も同様に、三辺が半田付けされています。また、ボディ外側は光沢がありますが、内側は光沢感がありません。

 

妻板の固定位置を変更するために半田鏝で強引に現状の半田付けを剥がしたとして、新たに半田付けする際に、金属の素材が真鍮製ならば通常の鉛/亜鉛の60ハンダが使用できますが、ステンレス板だと特殊なハンダと接合技術が必要になります。外側はクロムメッキを施した様な光沢がありますが、内側の光沢がない地肌を見ると洋白板なのかも知れません。素材によっては、接着剤で組み直すことも考えねばなりませんが、強度面での心配が残ります。

 

悩ましいところですが、ここで一旦中断します。(続く)

 

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