夜行急行列車の末期、普通座席車の冷房化などの目的で、その編成に12系座席車が組み込まれた列車到着少なからず存在していました。


編成美が崩れることから、当時ファン受けはイマイチだったようですが、私が上野駅や日暮里駅などで見た夜行列車には、このタイプのものがあり、模型で走らせるには意外と好きな編成だったりします。


そんなわけで、今回自宅お座敷レイアウトで走らせたのがこちら。



夜行急行「津軽」です。


奥羽線を走るイメージで、先頭の機関車はED75-700の初期型としています。



機関車側から見ると、12系座席車が併結されていることが分かりづらいため、最後尾からの画像がこちら。



編成は、スロフ62+オロネ10+オハネフ12+12系座席車6連の9両編成。


秋田からさらに荷物車などを増結して、終着の上野へ向かいますが、この編成は某雑誌に載っていた実車写真の編成を模したものとなります。




ご覧の通り、グリーン車、寝台車、普通車で形式が異なり、走らせてなかなか面白い列車です。


そして、最後は動画での走行シーンを。



こんな列車が毎夜、上野と東北地方の各都市を結んでいたなんて、今は想像も出来ないほどですね。