北斗星シリーズの変な電源車と言えばマニ24ですが、JR北海道とJR東日本に1両ずつの合計2両がマニ50から改造されて登場しました。
列車増発で電源車が足りなくなったのでマニ50から改造されたということでした。
さて、マイクロエースのマニ24については以前に紹介しましたが、今回はTOMIXの夢空間北斗星セット(品番:92792)のマニ24です。
EF81欲しさに夢空間セット(品番:92950)を買ったのですが、このセットはノーマルのカニ24-500番台がセットされていました。
マニ24も欲しかったのですが迷った末にEF81を取りマニ24は諦めたのですが、運よく某店で中古品バラを見つけました。
TOMIXらしいかっちりした造りです。
ベンチレータが別部品になったのはたぶんTOMIXの電源車としては初?ではないかと思います。
車番はインレタなんですが、バラで買ったのでインレタが有りません。
サードパーティのインレタを貼ろうかと思いますがまだ用意できていません。
折角なのでマイクロエースのマニ24に再登場してもらいますと。
荷物ドア周りの細かい造形が違いますね。
TOMIXのは荷物室に格子が入っていないのと、床下機器のインレタがありません。
色はTOMIXの青20号のほうが明るい感じですね。
TOMIXの青20号も何度かの生産で微妙に色が違ってたりしますし、このマイクロエースのマニ24に近い色のロットの24系もありました。
窓配置が微妙に違いますが許容範囲だと思います。
金帯が剥がれやすいので取り扱いには気を遣います。
それでも経年劣化で薄くなりつつありますが。
しかしまあマイクロエースはこんな細かいインレタ入れれるよな、と思います。サッシ輝き過ぎ( ´∀` )
顔を並べてみますと・・・
マイクロエースのほうが幅広な感じです。
窓ガラスがTOMIXはやや縦長ですが、マイクロエースは正方形です。
実車は窓がやや縦長なので、TOMIXのほうが近いのかな。
マイクロエースの車体が幅広に見えるのは写真の撮り方のせい?
連結側の妻面です。左がマイクロエース、右がTOMIXです。
ディティールは両車近しい感じですが、銘板がTOMIXは2枚しかないので改造銘板がないってことに。
屋根のRはマイクロエースがやや深い感じです。
ちなみに屋根のR部分は飾り屋根で、24系に屋根高さを合わせるために載せたものらしいです。
床下機器は上がマイクロエース、下がTOMIXです。
機器配置はほぼ同じなんですが微妙に機器の大きさが違います。
TR230D台車はマニ24用に新しく起こされたもののようで、50系客車のものとは違います。
屋根上から俯瞰です。
上がTOMIX、下がマイクロエースです。
エンジンの排気口の位置が左右で逆になっていますがどっちが正解?
屋根中央ではなくやや右寄り、やや左寄りで違います。
車掌室側のベンチレータの位置もやや違い、ベース部分が長方形、正方形(に近い)で違います。
なかなか屋根上からの写真が無いのでどっちが正解なのか分かりません。
もしかしたら改造工場が違う(大宮工場・富士重工)で違うので違うのかも知れませんが、実際のとこどうなんでしょうか。
そしてTOMIX車の車内です。こちらは暖色系の内装になっています。
エンジンの表現が雑ですね。窓がないからほぼ外から見えないですが。
カニ24のエンジンはもっとちゃんとしているのに。
ちなみにエンジンはDMF13Z-Gを2台搭載です。
ちなみにマイクロエースの車内ですが、寒色系の内装です。
国鉄時代の蓬色?ちょっと寒い感じの色でソーダ味のアイスみたいな色です。
蓬色で上から塗り直したほうがいいですね。成型がこの色なので。
エンジン表現はTOMIXと似たり寄ったりで箱だけです( ´∀` )
因みにTOMIXの室内灯は幅広タイプがそのまま取り付けできます。
参考までにTOMIXのカニ24-100番台の内装を。
TOMIXのテールマーク/テールライト用のLEDはチップが1つ。
マイクロエースは省略しますがON/OFFスイッチが付いていますが、TOMIXのはON/OFFスイッチは付いていません。
と言うか、電源車は編成端にしか来ないのでON/OFFスイッチは無くても不便はありませんよね。
反射板付けて回送でもする場合はOFFにしたいかなってぐらいで。
ということで、2両あるマニ24をメーカー違いで比較してみました。
模型の出来はメーカーごとに力を入れる部分とそうでない部分があったり解釈の違いで仕上がりが違ってきたりしますね。
最後までご覧いただきありがとうございます。