2023/3/10 その4・終 キハ185系「ゆふ」・帰路 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(残り少なくなった国鉄気動車特急)

 

延期していました「2023/3/9〜3/10 713系・吉都線など」の最後の記事を書きます.

 

これまでの旅路

 

鹿児島県から一気に久留米駅に向かい,乗車するのは「ゆふ4号」です.筆者の九州一周では熊本県に焦点が当たりませんが,2022年度までの現行制度の株主優待では鹿児島まで行ってしまいます.新制度の株主優待では重複乗車が可能になるので,豊肥・久大本線を利用しつくのも手ではあります.

この日のゆふ4号は「185-1・186-7・186-6・185-10」の4両編成でした.中央にキハ186が2両挟まるのが繁忙期や「ゆふいんの森」代走の「ゆふ」の特徴です.この編成の存在を理由に,「ゆふ」に関しては定期列車より臨時列車の方が格上感を感じます.

キハ186は,もともとグリーン席であった部分は必ず指定席であり,フットレストが残っていることが特徴でお得な席と言えます.逆に言えば,他の車両の席で指定席になると損した感じがするかもしれません.

この旅全体に言えることですが,特にこの列車は外国人旅行客で大変賑わっていました.現在は円安・諸外国より抑えられたインフレの影響もあり,日本は旅行目的地として大変人気があります.日本にとっても,産業の空洞化・エネルギーの輸入依存化が顕になり,経済的に大打撃を受けていますので,この機会に外貨を稼ぎたいところです.

 

なお,インバウンドでの利用をより適正にするために,「ジャパンレールパス」が2023年10月に制度改正されます.具体的には追加料金で「のぞみ・みずほ」が利用できること,為替レート込みで考えると妥当な幅であるものの円建てで大幅な値上げになること,日本国内での窓口販売を完全に終了することです.

 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230414_00_press_jprailpass.pdf

(JR他社も同様のプレスリリースを出しています.)

 

先頭部分は前面展望が可能です.実際,この日も一番前には利用者がいました.

過密線区を通ることもあり,車両のそばを列車が通ることもよくあります.なお,ご覧の通り,キハ185系は連続窓ではありません.筆者としては「実車が連続窓でない車両を模型で連続窓として再現しているTOMIX製品」はあまり出来が良くない印象を持ちます.

(同様の表現をしているKATO製品および,TOMIX製品でも名鉄7000系・キハ8200系など「実車が連続窓である車両」は問題ありません.)

 

博多に到着です.

 

  帰路

帰りは佐伯行きの「ソニック41号」です.クロハ885は乗車済みですので,ここは自由席を使用します.

885系も条件付きですが前面展望が可能です.なお,乗車中にキヤ141系とすれ違いました.

九州一周達成です.なお,左上の「門司駅誤入鋏」は,最初に門司駅でこの切符で入った後で,小倉駅で途中下車するつもりであったことに気がついたためです.この切符では門司駅で入った後,すぐに小倉駅で途中下車することはできません.当然ですが運賃は別に払っています.

小倉からの帰りは「バリ得こだま」でしたが,かなりの利用がありました.

 

 

以上で,「2023/3/9〜3/10 713系・吉都線など」の旅行記も終了します.最後までご覧いただきまして,誠にありがとうございました.

まだご覧いただいていない記事がある方は,以下の記事からご覧いただければ幸せます.