上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

日本海ひすいライン

2023年04月21日 19時00分00秒 | テツ









息子と二人、18きっぷで中央線、大糸線を乗り継いで糸魚川へ。
糸魚川からでも新幹線に乗れるけど、日本海に沈む夕陽を、越後ときめき鉄道の車窓から眺めて、上越妙高からはくたかで東京に戻った。
夕陽は雲に隠れがちで、糸魚川ではジオパルを駆け足でしか見られずちょっと物足りなかったが、新幹線に乗れれば、息子の楽しみの半分は達成。
正月に松本から高尾までひもじい思いをした鈍行列車の旅を、こんどは逆向きに乗って、さらに、もうほとんど雪の残っていない大糸線で、残り半分の楽しみが満たされるのかとちょっと心配だったが、さほど飽きる様子も見せずに、景色を眺めたり写真を撮ったりしていた。
ただし、上越妙高は駅売店こそ開いていたが駅弁の一つも買えず、息子が自ら選んだソースカツどんはレンジで温めるのを忘れて食えたものではなく、相変わらず貧しい食生活。写真極道の父を恨むがいい。
大糸線の秘境ぶりを見るにつけ、やはり雪のある時に乗ってみたいと思った。沿線の山腹に、スキー場の滑走面にだけふんどしのように白く残った雪がいとあはれ。

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