昨日の夜は国内で唯一全線廃線になった本線、名寄本線のバスで紋別に来ました。
その中でも中心的存在だったのが紋別駅。この地域にはオホーツク紋別空港がありますが、鉄道駅は無くなって全国的な鉄道空白地域です。
跡地に立った商業施設には、鉄道が来ていたことを示すモニュメントが飾られていました。
現在の石北本線が貫く北見峠を越えられなかった時代、この名寄本線は札幌から網走を結ぶメインルートの一つとして、名寄と紋別を経由して迂回していました。
駅跡の前を南北に通る廃線跡は道路に転用され、メモリアル通線と名付けられています。機関車を模ったポールや街頭など、かつて鉄道が走っていたことを今にに伝えているようです。
流氷を見に行ってから紋別ターミナルへ戻ってきまして、143kmに及ぶ鉄道をたどる路線バスの旅を再開です。