(35系が初めて津和野以北へ!)
これまでの旅路
前回の続きです.いよいよ,今回のメインとなる「津和野〜益田」への旅が始まります.今回の動画は以下をご覧ください.
まずは日頃から整備を受ける転車台・整備場所・見学場所を左手に見ます.この区間は日頃から津和野駅の側線に入れ替えるために入線している場所です.ここで,車内放送で「35系の津和野以北営業運転初,12系レトロ客車(大井川鐵道へ譲渡)時代からも3度目」であることが案内されます.すぐにトンネルに入ります.
国道9号のアーチが印象的な橋もこの車窓では初登場です.
ありそうでなかった光景が広がります.
5号車はスタッフ控え室扱いですが乗客の立ち入りも許されていました.貴重な走行シーンを提供している関係か10分交代で利用することになっていましたが,あまり入ってくる方はいませんでした.
撮影地としての認識がある場所も多く通ります.この区間は2013年まで運行された「岡見貨物」や2018年9月に運行された「迂回貨物」のために,撮影地がある程度開発されています.しかし,撮影者の多くはその開発された箇所に集まっていました.
日原に到着します.ここでは地元の方々が一部見送りをされていましたが,
同時に,「スーパーおき3号」と交換します.他の列車のダイヤを乱すことはできず,このために新山口〜徳佐が無停車になっていた,ということになります.貸切団体臨時列車を1つ設定することは非常に難しいことです.
程なく益田市に入り,
山陰本線と合流して
益田に到着しました.
益田駅ではこの後のイベントに備えて稀に見る混雑となっていましたが,これは次の記事で紹介します.
「帰りに〇〇のはなしに乗車するツアー」に参加した方は約30名で,3号車がほぼ満席となっており窮屈感を感じました.個人的には今後団体臨時列車・SLやDD51の重連など特別運転・ノベリティなどを目的とした短距離利用を除いて,35系に一人で乗る場合は極力グリーン車を使用したいと考えています.
続く