林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-大船渡線と気仙沼線の旅-with BRT19.

2023-04-14 | 鉄道・旅行

 19.気仙沼線鉄道区間の完乗と小牛田の逡巡

13:30に柳津を出たキハ110-239は、
鉄道線として残された17.5kmを各駅に停車して前谷地まで行き、
ここから石巻線に乗り入れ、小牛田を目指す。
36分の旅で14:06に小牛田に到着する。
小牛田は鉄道の要衝で、小牛田運輸区が併設されており、
また4番線の外側には非電化留置線があり、
ディーゼル機関車や貨物車などが留置されている。
小牛田での乗り換え時間は39分で、
この間に昼食を強行して取ることにしていた。
しかし側線には多くのキヤE195系1000番台が留置されていた。

キヤE195系はJR東海が導入したキヤ97系のJR東日本版と云える、
事業用気動車で、レールの運搬を専門とした車両である。
国鉄時代はチキと呼ばれた長物車を機関車が牽引するスタイルだったが、
経年劣化による代替として、動力分散方式の気動車による自走方式が採用され、
JR東海が開発したのがキヤ97系事業用気動車である。
この車両を踏襲してJR東日本が自社発注したのがキヤE195系で、
JR東海と同様、0番台は150mロングレール用、1000番台は25m定尺レール用である。
基本設計は同一だが、地域性を考慮して、耐寒・耐雪構造やATS機器類の変更を行っている。
2両1ユニットの固定編成で、東北本線盛岡方がキヤE195形1000番台、
上野方がキヤE195形1100番台となっている。

これを取材したかったが2日連続で昼食抜きは辛いので、
これは諦めて改札を出て昼食を喰うことにした。
事前に調べていた「丸竹食堂」でとりちゅうを喰い、駅に戻った。
小牛田駅は2002年6月8日に訪問済みで、
駅舎自体も変わりはないが、
20年前は確か1階に改札があったが、
今は2階に改札が移動して、1階は素通り出来るようになっていた。

更に20年前にはなかった東口が新設されていた。
たぶん、東口までの跨線橋を改札外にするために、
改札の位置を移動したのだろう。
10分前に駅まで戻れたので、発車直前まで側線の車両取材を強行する。

 ※側線留置中のキヤE195-1007+キヤE195-1107

 ※側線留置中のキヤE195-1003+キヤE195-1103

 ※側線留置中のキヤE195-1006+キヤE195-1106

更にはディーゼル機関車や気動車も取材する。
カラフルなラッピングのキハ111-3も見掛けた。
東口からなら取材可能だろうと思ったが、
さすがに出発寸前で東口に出るのは不可能である。
次の列車で仙台まで出て、
予定していた仙石線の取材は断念しようとも思ったが、
次の列車が何時にあり、それで仙台に戻って帰りの新幹線に間に合うのか、
出発寸前のため調べている暇もなかった。
これらは断念して予定通り、14:45に乗り込んで仙台に向かった。

家に戻ってから調べたところ、
次の列車は約1時間後の15:33の列車で、
これに乗って仙台に行き、仙石線の取材を断念した場合、

 13:30柳津※-気仙沼線・小牛田行(36)-14:06小牛田[1:27]
 15:33小牛田※-東北本線・仙台行(46)-16:19仙台[113/1:53]
 18:12仙台※-東北新幹線「やまびこ218号」(152/2:32)-20:44東京[16]

仙台で2時間弱の余裕が出来ていた。
ここで事前に予定していた小鶴新田の取材を強行した場合、

 13:30柳津※-気仙沼線・小牛田行(36)-14:06小牛田[1:27]
 15:33小牛田※-東北本線・仙台行(46)-16:19仙台[113/1:53]
 16:40仙台-仙石線・東塩釜行(10)-16:50小鶴新田[18]
 17:12小鶴新田※-仙石線・あおば通行(10)-17:22仙台[50]
 18:12仙台※-東北新幹線「やまびこ218号」(152/2:32)-20:44東京[16]

仙台での乗り換え時間は50分になり、夕食を喰うには十分の時間があった。
次に小牛田に行く機会があったら東口の取材時間も考慮して、
70mm-300mmの持参して敷地外からアップの写真も撮影したい。


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