3月24日と25日、1泊2日で札幌から稚内まで札幌から普通列車で稚内まで往復してきました。
そして昨日まで、その旅行記をアップしてきました。
そもそもどうして稚内まで普通列車で往復しようかと思ったのかというと、
最初に書いた通り去年、特急列車で稚内まで日帰りで往復したこと。
その際に感じたのは、名寄を過ぎてから宗谷本線に寄り添う天塩川の滔々とした流れに感動したこと。
流域にある盆地の平野部では人々の営みがあり市街地や農地が広がり豊かな営みがある一方、
北見山地と天塩山地に挟まれた山間部では人々の営みを拒絶する厳しい自然がある。
特に中川町と幌延町の間はなんたる荒涼とした風景なのであろうか。
これは普通列車で一駅ごとに停車するからこそ、一層感じられることなのだと思います。
その先、幌延から稚内の間はひたすら牧場と荒蕪地が広がりたまに市街地がある。
これは花咲線(根室本線・釧路-根室間)と共通します。
こんな風景は日本のどこにもない。
なにもない、これがどれだけ観光客を惹き付けるのか。
こういうことは往々にして実は現地の人が一番わかっていない。
若者、馬鹿者、よそ者が一番わかっています。
それが星野リゾートで、彼らは川湯温泉を大改造しようとしている。
宗谷地方にも、そんな改革者が現れないものだろうか。
これでこの旅行記は終わります。