大変痛ましいニュースが耳に入ってきました。
富山地方鉄道でまくらぎ交換作業中の19歳の社員が列車に接触して亡くなったそうです。
鉄道の3大労災と言われるものがありそれは【感電】【墜落】それと【触車】です。
この3つが起これば死亡に繋がる可能性が高いことからこれらの対策は鉄道で仕事する人の安全対策の根底にあるものです。
触車は鉄道業界の造語なので聞きなれない言葉と思いますが字面からどのような状況を指すのか容易に想像していただけると思います。
自動車事故と違い触車を起こせば致死率は非常に高いです。
自分自身入社間もない頃に同じ職場の先輩を触車で亡くしておりあの時の無念さは今でも忘れていません。
しかしレールの上という決められたところしか走れない鉄道というシステムなのでそれに沿った対策を施せば基本的には事故は起こらないようにななっております。
しかしそのオペレーションを回すのが人間である以上ミスは排除することは出来ません。
自分自身そこの排除しきれないミスとどう付き合うのかが現在の課題だと思いながら日々仕事をしています。
若い命が失われた非常に残念な事故です。
まだ原因はわかっていませんがそれが分かり適切な対策が打たれることを望んでいます。