林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-大船渡線と気仙沼線の旅-with BRT17.

2023-04-12 | 鉄道・旅行

 17.気仙沼線BRTと本吉の40分

大船渡線は気仙沼から盛までが、
気仙沼線は気仙沼から柳津までがBRTに転換されている。
つまり気仙沼では上下線にBRTが走っているが、ここで運転系統が変わる。

 ※大船渡線BRT盛方面

 ※気仙沼線BRT柳津方面

盛から気仙沼終着のBRTで気仙沼まで来て、
24分の乗り換えで気仙沼始発の本吉行きに乗り換える。

気仙沼線は前谷地から気仙沼までを結ぶ非電化単線として、
1977年12月11日に90.3kmが全通したが、
東日本大震災により一部区間が廃止、BRT転換され、
現在の鉄道線は17.5kmとなっている。
気仙沼線は明治期の三陸縦貫鉄道構想が礎になっており、
大船渡線の一部として1956年4月11日に、
気仙沼から気仙沼港の区間が開業したのが始まりである。
翌年、1957年2月11日に南気仙沼から分岐して本吉までが開業、
南気仙沼から気仙沼港の区間が支線としてともに気仙沼線として独立した。
一方、1968年10月24日には現在の鉄道線区間である、
前谷地から柳津の区間が柳津線として開業した。
1977年12月11日に柳津から本吉の区間が開業、
柳津線を編入して全通した。
支線の南気仙沼から気仙沼港の貨物線1.3kmは、
1979年11月1日に廃止された。
2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災、
同年4月29日に前谷地から柳津の区間が運転再開したが、
残された区間は被害が深刻で鉄道での復旧は断念され、
2012年12月22日に柳津から気仙沼間が気仙沼線BRTに転換された。

終点の柳津まで行くダイヤもあるが、
乗り込んだBRTは本吉止まりだった。

本吉は1957年2月11日に南気仙沼から部分開業した時に、
終着駅として開業した駅だった。
BRTに転換された現在は相対式2面2線構造だが、
鉄道駅時代は島式1面2線の地上ホームを有していた。
1番線は下り気仙沼方面、2番線は上り前谷地方面が使用していた。
駅舎はリニューアルされているが、鉄道時代のものを使用している。

本吉での乗り換え時間は40分で、ここで次のBRTを待っていると、
ポツポツと小雨が降り出した。
まだ雨雲は残っているようだった。


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