16.営業外の盛と気仙沼での検印
朝から本降りの雨で時間ギリギリまでホテルを雨宿りし、
盛行きの発車時間08:50の10分前にホテルを出る。
雨は止みかけていて、ほとんど傘の必要のないくらいになっていた。
大船渡停留所はもともと大船渡線大船渡駅のあった場所だが、
鉄道線時代の駅舎は津波に浚われ消失してしまった。
ホームに立つと程なくして盛方面のBRTが到着した。
ここからは青春18きっぷの2回(人)を使用するが、
大船渡線BRT大船渡停留所は無人駅のため、
乗車証明だけ取ってそのまま乗り込み、
盛で降りる時に運転手に青春18きっぷ使用の旨を伝えて下車した。
ここの窓口で検印してもらう・・・予定だったが、
まさかの営業時間外だった。
とほほ・・・。
仕方がないので盛でそのまま10分の乗り換え時間を待ち、
09:06盛始発の快速BRTで気仙沼を目指す。
この区間は昨日既に乗車済である。
雨は止んだものの、まだ霞は山の頂上に掛かっており日差しはない。
今日は思ったよりも悪天候なのかもしれない。
鹿折唐桑からは再び専用区間に入り、気仙沼を目指す。
一般道走行中の車窓から鹿折唐桑停留所が見える。
手前にタクシーが止まっているところが、
鉄道駅時代の駅前ロータリー部分である。
BRT化後も残されているようである。
1時間17分掛けて大船渡線BRTを完乗し、10:23に気仙沼に到着した。
快速運転だったが、通過した停留所は高田病院、高田高校前、
そして陸前今泉の3つに停まらなかっただけであった。
気仙沼で下車して窓口へ行き、青春18きっぷに検印をお願いする。
しかし窓口の駅員は「記念にですか?」などと云っている。
そこで、大船渡と盛の乗車証明を渡し、
青春18きっぷの今日の分を使いたい旨を説明して、
2回(人)に駅名と日付の入った検印を押印するようにお願いした。
この駅ではここから青春18きっぷを使う人はいなかったのだろうか。
それでも「ありがとうございます JR東日本 7.25 気仙沼駅」と押印して貰った。
ここからいよいよ気仙沼線BRTと鉄道線の気仙沼線の乗り潰しに挑戦する。