おはようございます。
本日より、札幌10:00発、特急ライラック11号の乗車レポートを投稿してまいります。
札幌を10:00、定刻で発車。
発車直後の自動アナウンスでは「イランカラッテ」で始まりますが、これはアイヌ語で「こんにちわ」を意味します。
首都圏の鉄道と違い、自動アナウンスは日本語、英語、中国語で放送されます。
札幌発車後、しばらくは快速エアポートと並走します。
苗穂工場の真横を通過。
この工場には789系0番台の2両付属編成が留置されていて、今後の去就が注目されます。
役目を終えたキハ183系が5両留置されています。
この5両のキハ183系に関するエピソードは、また別の日に投稿予定です。
厚別川の鉄橋を通過。
ところで始発駅の札幌停車中、車内案内の自動アナウンスが中国語でも流れました。
文字で起こしてみると、以下のようになります。
各位旅客您好。本次列車是特急Lilac號、開往旭川站。停車站是岩見澤、美唄、砂川、滝川、深川、終點是旭川站。
持有指定席特急票的旅客,請對號入座。持有日本鐵路通票和北海道鐵路周遊券而没有兌換指定席車票的旅客,請利用自由席。
在車廂内不能指定座位。自由席是前面的四節車廂。本次列車是全程禁煙列車。使用手機通話時請前往車廂之間的連接走道。
為了不打擾其他旅客,在車内交談時請放低您的音量。祝您旅途愉快。謝謝您。
この中国語アナウンス、もっと簡素化できるなと思いながら耳を傾けていました。
ライラックは中国語では紫丁香と書きますが、列車名としてあえてLilacにしているのでしょう。
この789系、本当は運転席の真下に行ける、いわば「立ち乗りロマンスカー」が可能なのですが、ある日の踏切事故以降、立入ができなくなってしまっています。
赤い高架橋が見えてきましたが、実は室蘭本線の線路です。
上幌向を過ぎて、室蘭本線と合流すると、岩見沢までは3複線区間となります。
まもなく岩見沢。
ここにはかつて第一、第二機関区があり、SLは第一に、ELとDLは第二に、それぞれ配備されていました。
現在は機関区ではなく、岩見沢運転所として運用されています。
最初の途中停車駅、岩見沢には10:25の到着。
明日は、引続き函館本線を北へ目指します。
どうぞお楽しみに!