静内駅【北海道】(日高本線。2005年訪問、2021年正式廃止) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
北海道南部、日高地方の新ひだか町静内地区、中心市街地南部の海沿いにあった日高本線の主要駅で、2015年の自然災害により日高本線が被災したため休止を余儀なくされ、結局復旧することなく2021年4月1日に日高本線の鵡川~様似間ともども廃止になってしまった、
静内駅 (しずないえき。Shizunai Station) です。
 
今回は現役当時の写真のみを掲載しますが、廃止後、駅施設がどうなっているかは不明です。
 
 
駅名  
静内駅 (駅番号なし) 
 
廃止日 
2021年4月1日
 
訪問当時の所在地  
北海道日高郡静内町 (現・新ひだか町)  
 
路線 
JR北海道:日高本線   
 
隣の駅 
苫小牧方……新冠駅  
様似方………東静内駅   
 
訪問・撮影時  
2005年5月
 
 

静内駅は地平駅で、北側に駅舎がありました。
駅舎は2001年に改築された新しいもので、バス待合所を兼ねています。廃止後は新ひだか町観光情報センター「ぽっぽ」が入居しています。
廃止後の駅舎はバス待合所として使用されていると思われますが、今後の動向は不明です。
駅前広場があり、バスターミナルが設置されています。
 
現役時の静内駅は有人駅でした。
日高本線では最終的に苫小牧駅と当駅だけで改札業務を行っていました。
『みどりの窓口』もありました。『Kitaca』はエリア外でした。
 
駅北側は静内地区の中心市街地で、日高地区では一番栄えているかもしれません。
一方、駅裏の南側は太平洋の海岸が近いです。
 
 

見づらいですが、駅名標です。南側(海側)を望む。
JR北海道の標準デザインでした。
 
 

静内駅は相対式ホーム2面2線で、駅舎と反対側のホームとは構内踏切で結ばれていました。
構内は広く、留置線、側線、車庫がありました。
写真は苫小牧方を望む。
 
苫小牧方は太平洋沿いを走る区間も多く、風光明媚でしたが、それが仇となり廃止に追い込まれました。
一方、様似方も太平洋沿いを走る区間がありましたが、内陸を走る区間の割合も高かったです。
 
 
あとがき  
私が静内駅で下車(乗車)したのは2005年の1度きりです。日高本線の踏破中に長時間停車したため下車しました。当時はまさかこんな形で廃駅になるとは思いもしませんでした。平日の訪問だったためか、ファンはいませんでした。
  
下車(乗車)時・・・2005年   
   
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  
飲食チェーン店・・・なし   
 
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。現役時に訪問できてよかったです。
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)