こんばんは、備前国鉄道です。
新年度最初の一週間が終わりました。
皆様お疲れではないでしょうか?
昨日から今日にかけては全国的に雨模様となりましたが、この週末の天気は良いみたいですよ。
しっかりリフレッシュしたいですね。

さて、前回part1では連絡通路やコンコースを中心にご紹介した、大阪駅の新エリア「うめきた地下ホーム」。
今回はお待ちかねの地下ホームの様子をご覧に入れようと思います。
地下ホームは島式ホーム2面4線。
のりば番号は21~24番が振られています。
これまでは新大阪駅や天王寺駅から乗るしかなかった関空特急「はるか」や特急「くろしお」にここから乗車できるほか、新大阪折り返しだったおおさか東線の列車も1駅延伸してこのホームに乗り入れるようになりました。
おおさか東線関連では、ダイヤ改正前までは207系・321系の4ドア車7両編成で運転されていた「直通快速」の車両を221系3ドア車8両へと変更。
大阪駅から奈良駅までをダイレクトに結ぶ列車と言えば大和路快速ですが、別ルートを走る列車も誕生した形です。
終点奈良まで乗った場合の所要時間は約1時間かかりますから、ロングシートの207・321系から転換クロスシートの221系になったことで快適性が増したと思われます。
また、直通快速は新たにJR淡路駅にも停車するようになりました。

うめきた地下ホームの中で最も注目を集めているのがこのホームドアでしょう。
現時点では21番のりばにのみ設置されているもので、足下から天井まで完全に覆われているフルスクリーンタイプ。
ディスプレイには、次に到着する列車の名前や停車駅などが表示されています。

また、上を見上げると、各号車の乗車口を確認することができます。

そして、このホームドアの最大の特徴は、扉の位置をふすまのように自由自在に変えられること。
ここに停まるのは主に特急列車。
車両の形式によってドアの場所はバラバラなので、開口部が固定されている従来のホームドアでは全ての列車に対応することができません。
そのため、透明なドア部分はもちろんのこと、案内が表示されているディスプレイの部分も必要に応じて可動するようになっています。

動作の様子はこちら↓
このホームドアの導入は世界初とのこと。
今後どのように波及していくのかが気になりますね。

最後にご紹介するのは、新たに登場した「通行証」。
うめきたエリア開業に伴って開設された2つの改札口(うめきた地下口と西口)の相互間を行き来する場合に限り、無料で駅構内を通行できるというもの。

2つの改札口にある自動券売機で「入場券を買う」→「通行証はこちら」と進んでいくと発行され、発行時刻から20分以内にもう一方の改札から出場しなければなりません。
また、わざわざ通行証を発行しなくても、交通系ICカードを改札機にタッチして入場し20分以内に出場すれば、残高を差し引かれることなく通過可能です。

簡単ですが、以上でうめきたエリア偵察のご報告は終わりです。
写真の撮り忘れなどで今回ブログでご紹介できていないもの(AIがオペレーションするみどりの券売機など)もありますので、それらも含めて実際にご訪問されて触れてみてはいかがでしょうか。

うめきた地下口を出たところは再開発工事の真っ最中。
西口側についても同様です。
どんどん新しくなる大阪駅に、今後も目が離せそうにありませんね。
