3月24日
名寄14:59ー(音威子府16:05、17:02)ー南稚内19:44
これから稚内までは宗谷本線の超閑散区間になりますが、この列車も単行で走ります。
特に音威子府ー幌延間は1日に普通列車と特急列車がそれぞれ3往復ずつしか走っていません。
その特急列車も閑散期には1往復が運休します。
この列車は音威子府から先は最終列車になりますが、その利用実態はいかなるものか。
名寄を出発したときの乗客数は6名でしたが美深で1名下車し残りの5名、そのうちなんと4名が“鉄”。
私を含め“18きっぷ”と“北海道&東日本パス”以外の時期にはこの4名はいなかったかもしれない。
その後は音威子府など数駅で若干の乗降があり、糠南からはいよいよ4名の“鉄”だけになった。
まともな運賃を払う利用客が満員になっても採算が取れないこの区間に、
まともな運賃をびた一文も払っていない乗客をわずか4名だけを乗せて淡々と走る単行の普通列車。
利用実態からみるとこの区間は乗り合いタクシーでこと足りるのであろうな。
ですが名寄圏と稚内圏の通学利用を鑑みると廃止できないのだと思います。
車両の検査と送り込みとか、いろいろあるから利用者ゼロでも運行しなければならない。
そう思ってしまった旅路でした。
私はお宿の都合で南稚内で下車、他の方々は稚内へと向かいました。
明日は音威子府駅。