お花見の風景


 前回の続きです。

 お壕は噴水が上がっていたりして水面が微かに波立っているので水鏡は残念ながら楽しめません。

 私は基本的にライトアップされた樹木や花とかクローンであるソメイヨシノが人工的に大量に植樹されているものはあまり興味がないのですが、たまにはこういう風景の中を歩くのもいいものです。 






 今回撮影した動画や写真の中で一番気に入ったものがこちらです。

 高田城址公園の象徴ともいえる三重櫓の写真よりも気に入ったのは、照明を反射させて煌めくお壕の水と桜花の絢爛さに潜む儚さを感じたからかもしれません。


 かなり暗くなってきました。

 それにしても金曜日の夜だからということもあるからなのかかなりの人出です。ただ立ち止まって撮影できるほどの余裕はあったので、多くの人がカメラやスマホを構えて写真を撮っていましたし、私もこうしてスマホで撮影を楽しみました。












 殿様にでもなった気分です。といっても、このように桜を植樹するようになったのは全国的に大正時代になってからなので実際に殿様がこのような風景を楽しんだわけではありません。テレビドラマなどとは違って質実剛健だったのでしょう。


 一番歩きたかったところはある程度回ったので列車の時間に合わせて帰ることにしました。19時49分発に乗り遅れると次は21時09分まで妙高高原駅に向かう列車がありません。


 帰りも高田郵便局の前を通ると、こちらもライトアップされていました。


 妙高市の新井駅周辺もですが、市街地の中心部は高くて頑丈な雁木になっています。ちょっと外れると昔ながらの雁木通りとなっているのは長岡市などと同じですね。


 高田駅まで戻ってきました。


 かつてJR東日本信越本線の駅だった高田駅JR東日本系の駅コンビニNew Daysえちごトキめき鉄道となって8年が経過した現在でも健在です。






 帰りは妙高山をデザインした妙高はねうまラインオリジナルカラーの編成でした。

 観光客が多く、北陸新幹線乗換駅である上越妙高駅までは立ち客も多かったです。新井駅でも多くの乗客が下車していきました。

 終点の妙高高原駅で下車、駅の外から撮影しました。

 妙高高原駅からは駐車場に止めておいた車に乗って帰宅しました。

 

 

 

 

 

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