「思いでの桜庭駅」普通入場券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成2年9月に留萠本線留萠駅で発行されました、「思いでの桜庭駅」普通入場券です。

 

 

 

「桜庭駅」は、かつて留萌本線の幌糠~藤山間に存在した駅で、昭和62年4月1日のJR北海道発足と同時に仮乗降場から駅に格上げとなりましたが、平成2年(1990年)9月30日限りで廃止されています。

 

留萌本線では、平成18年3月17日限りで「東幌糠駅」も廃止されておりますが、こちらは平成9年11月に発売された「メモリアルチケットマラソン」の留萌本線で、日付は印刷となるもののB型の硬券入場券が発行されておりますが、この時に「桜庭駅」は既に廃止となっておりましたので、「桜庭駅」と印刷された硬券はこの廃止記念の普通入場券が唯一の券と思われます。

 

本日2023年3月31日の運行を持って、留萠本線の石狩沼田~留萌間の営業が廃止されましたが、「桜庭駅」の廃止からもう30年以上が経つんですねぇ・・・