仕掛品の湘南色3羽カラスの2羽目であるモハ164-500番台にも、調色したオレンジ色で塗装を済ませました。

 

回送運転台のある妻面にオレンジ色塗装が回り込んだタイプとしますが、オレンジ色を塗る箇所が緑色地に塗り重ねると暗い色になってしまうため、灰色のサーフェーサーを吹いて下地を作りました。

 

前日の調色したオレンジ色を吹付塗装した際の確認で、色合いが少し明るく感じた(→こちら)ので、禁断の緑色を微量添加して本番の塗装に臨みました。吹き付ける段になって、エアブラシの塗料瓶に塗料を移し替えると底溜まりしかありません。前日に確認塗装した際に、過剰に吹いてしまったようです。仕方なく薄め液で嵩増しした濃度の薄い状態で塗装する羽目になりました。

調色した塗料を使い切り、マスキングテープを取り外した直後の状態です。

 

塗料の濃度が薄くなり過ぎたのもあってて、酷くはみ出してしまいました。

 

調色した塗料は、元々の塗装部分とも違和感ない感じに仕上がったと思います。

 

塗料が薄くなり過ぎて、継ぎ目付近で下地が少し透けて見えています。

 

こちらの側面は、昨日補修して塗ったサーフェーサーの効果があったようです。

 

この後、塗料のはみ出し・境界付近の乱れ等を手直してから、最後の仕上げに掛かりたいと思います。(続く)

 

【関連記事】

 

リニューアルされたKATO製の165系現行製品では、このモハ164-500番台が急行「佐渡」の増結セット(品番10-1489)に入っています。