※記事内の写真は2020年11月に撮影したものです。
北関東の東武のローカル線を乗り潰してきました。もう2年以上も前、2020年のことですので情報が古いかもしれませんが悪しからず~。
新越谷から東武入り。久喜へ行き館林行きに乗り換えます。
①↓今度は館林で小泉線に乗り換え。伊勢崎線下りホーム北端を切り欠いた部分が小泉線乗り場になっています。
終点の西小泉まで乗車します。
西小泉駅はだいたい南北方向に伸びる駅です。駅出入口は駅南端の終端部にあります。
小泉町(館林)↗
1日乗降客数=約1100人(2021年度 ※2019年度は約1500人)
観察時の状況:休日、昼
~駅構内~
②↓20分ほどで西小泉に到着。広い島式ホーム1面2線の構造です。
③↓しかし線路脇の雑草の向こうには使われてないホームが残っています。乗り場が3本も必要なほど本数が多かった時代があったのでしょうか。
④⑤↓線路終端、車止めの先に駅舎があります。駅舎は新しく、駅舎とホームを結ぶ通路もまだきれいでした。
~駅前(駅南側)~
⑥↓線路終端部にある駅舎。2017年に建てられたのでまだきれいです。駅のある大泉町はブラジル人の住民が多いということで、ブラジル国旗にちなんで駅舎の一部が黄色に塗られています。黒と黄色の組み合わせというのはあまり見ない気がしますが悪くないですねぇ。
⑦↓右端の建物が上写真右端にチラッと写る公衆トイレです。駅前を南に望む。駅前道路はロータリー状にはなっていますが、最近の駅前ロータリーとはまた違った雰囲気です。
⑧↓上写真左を望む。ただただ住宅街。駅目の前の電車利用に至便な立地ですが、駐車場の数からして電車利用はほとんどいなさそう(笑)。
⑨↓ロータリーの周りには年季の入った建物ばかり並びます。右のタクシー車庫は現役のようでした。
↑目の前のバス停からは朝日自動車の熊谷駅行きが発車します。西小泉駅発は1日10本足らずと少ないですが、熊谷駅側は区間便や太田駅行きも走るので昼間でも毎時5~6本と高頻度運行となっています。
⑩↓左にロータリーがあります。駅前(上写真左奥)を東西に横切る県道を東に望む。道路はきれいにまっすぐ伸び、道幅もゆとりがあります。電線は地中化されているようで上空もすっきり。少し先に銀行が数軒あるのでそちらが町の中心地(だった?)のようです。
⑪↓上写真右(南)を望む。奥に伸びるハナミズキ通りはこの先にあった中島飛行機(スバルの前身)の工場の輸送道路として整備されました。また右の木々は西小泉駅からさらに先に伸びていた貨物線の廃線跡で、こちらもこの先にあった工場で製造された物資の輸送に使用されていました。現在は緑道公園に整備されています。
⑫↓上写真左下には広いバスターミナルがあります。こちらには大泉町と隣の千代田町が共同で運行するコミュニティバスが発着します。この路線は大泉町を経由して千代田町と太田市を結びます。
⑬↓コミュニティバスにしては珍しく大きめの中型車が使われています。本数は1日5本と少ないですが、コミュニティバスにしてはルートが直線的なので実用的な路線かもしれません。たまたま見かけたこの便はたしか10人くらい乗っていたと思います。
⑭↓県道を西(⑩写真背後)を望む。こちら側も十分な道幅がありますが、目の前の交差点から先は電線が張られているので上空は少しゴチャゴチャし始めます(笑)。
⑮↓上写真の交差点から南(上写真左)を望む。左の建物群の裏を緑道公園が通っています。こちらは道幅は狭くないものの、歩道はありません。この道路は300m少々先で、中島飛行機の工場跡地にあるパナソニックの工場に突き当たります。
⑯↓上写真背後を望む。上写真とは打って変わって、こちら側は車道も歩道も広く、きれいに整備されています。そして電線も地中化されています。
⑰↓上写真のさらに先を望む。500m少々先で広い国道と交差します。その向こうには広大なスバル大泉工場があります。この工場は中島飛行機の飛行場跡地に建てられています。
~駅北側~
⑱↓駅を北側から望む。線路脇の空き地は貨物側線跡なら合点がいくのですが、ホーム跡があったというのが謎。
⑲↓上写真左後ろを望む。2つ隣の東小泉駅にかけて線路は住宅密集地の中を通ります。大泉町は大企業の工場をはじめ、工場が多い町で人口が多く、人口密度は北関東の市町村で一番高いそうですよ。
つづく
<乗り潰し記録> メモ代わりなので気にせんといてくださいw
東武小泉線 館林~西小泉