みなさんこんにちは。今日の話題です。




「NHK大阪放送局(大阪市中央区)」アトリウムで開催中、朝ドラ「舞いあがれ!」のセット公開展示(〜4/2)にやって来ています。


本放送はいよいよ、最終週(第26週)に入っています。劇中で登場する、セットや小道具類の展示を、ここまでの話しを回顧しながら拝見しているところ。

年明けから度々登場するこの「摘路(つむじ)西公園」界隈、気になるものがたくさんありました。



この公園がはじめて作中に登場したのは、第15週のこと。
主人公・岩倉舞(福原遥さん)実家の「株式会社IWAKURA」が経営危機になり、挽回に奔走する父・浩太(高橋克典さん)が急逝。

さらに「ハカタエアライン」からパイロットの内定を受けたものの、リーマンショックの影響で入社が一年延期になるという、舞が三重苦の事態に陥っていた頃でした(2009年夏)。


公園で舞と話していたのは、航空学校で同期の柏木(Snow Man・目黒蓮さん)。



舞と柏木は、この頃遠距離恋愛の仲。
手の届くところまで、自分の力で摑んだパイロットの夢を取るか、父・浩太が大切にしていた苦境に陥る家業を取るか、舞は相当に逡巡していた様子でした。



突然に舞に会いに来た柏木と話しをする、というシーンが、この公園初登場の場面でした。



航空学校で、パイロットになるためにあれほど必死だったのにと、柏木君は説得するのですが…舞は、家業を助けると選択します。


そんな中でも航空会社に無事就職し、すでに旅客機パイロットの訓練を積んでいた柏木君。

「目指すものが違い過ぎた」という現実を、ふたりが認識した瞬間。同時に、舞の初恋が終わった瞬間でもありました。



そういったやり取りが、この貸事務所の前であったものですから、個人的にはなんとも複雑な気分になってしまいます。



しかしこの貸事務所、後になって再び主役に?踊り出ることになりました。


舞や、母・めぐみ(永作博美さん)たちが必死に復活させた家業「株式会社IWAKURA」の取材を通じて知り合った、元新聞記者の御園(山口紗弥加さん)とによる企画会社「こんねくと」を、舞はここの2階に立ち上げることに。



「こんねくと」の内部は、また別のセットだと思われるのですが、割りと広々しています。古そうではあるのですが。第23週より。



この金属加工のデザインはかわいらしい。


しかし、他の2部屋は空き室のように見受けられます。町工場の厳しい状況を打破しようと、舞たちが立ち上げた「こんねくと」ですが、そのあたりの事情というのがわかる情景です。

なにもこれは東大阪だけのこと、ということではないのでしょうが…


そういったことで、これまでのストーリーを回顧しながらの、セット公開展示でした。


クライマックスに入った「舞いあがれ!」ですが、果たしてどのような結末になるのか。

今日を含めてあと3回の放送、楽しみに拝見したいと思います。




会場最寄りの谷四から、帰路は近鉄車両でした。今日はこんなところです。