みなさんこんにちは。今日の話題です。
「NHK大阪放送局(大阪市中央区)」アトリウムで開催中、朝ドラ「舞いあがれ!」のセット公開展示(〜4/2)にやって来ています。
いよいよ、放送も今週(第26週)を残すのみになりました。精密に作り込まれたセットには、これまでの劇中で登場した数々のシーンを、思わず回想させられます。
続いては、年明けの放送から頻繁に登場するようになった「公園」周辺のセット。
劇中からででも、なにやら気になる小道具類をたくさん見つけることが出来るものでしたが、地元民としては、やはり「トライくん」の姿。
さまざまな場面で登場するのを見つける度、うれしい思いになりました。
東大阪市のイメージキャラクターですが、「ゆるキャラ」という言葉が世の中に広まる前から存在していた、この業界?では長寿の部類。
わたしが中学生の頃にはすでに居ましたので、かれこれ30年以上前のことになるでしょうが、この左右対称の看板は見たことがないので「舞いあがれ!」オリジナルのようです。
実際に地元にもありそうな、狭せこましい中にいろいろある公園です。
公園敷地から、外周道路に出てみます。仕切りの背の低いコンクリート壁も、実際に身近で見たことあるような気がします(笑)
ところで、この小さな公園にも「摘路西(つむじにし)公園」という、きちんとした名前がありました。当たり前でしょうが…
苦しみながらも、最初の短歌集を世に送り出した貴司(赤楚衛二さん)が、子ども向けに短歌教室をすることに(2016年5月12日)。
会場はこの公園が選ばれたのですが、身を寄せ合いながら子どもたちがにぎやかに集う情景となると、この公園が良かったのかも。第21週より。
さらに、登場人物の重要なやり取りが展開される情景が、ここではよく見かけるようになりました。
主人公・岩倉舞(福原遥さん)の兄・悠人(関ジャニ∞・横山裕さん)と、舞の親友・久留美(乃木坂46・山下美月さん)。
インサイダー取引で執行猶予になった後、久留美はなにかと悠人を支えていた様子でした。舞と貴司の結婚式二次会を抜け出し、ふたりでここへ。第21週より。
さらに公園の奥には、古びた高架下の店舗が並んでいます。
劇中ではここまで詳しく登場しないのですが、
公園が映る度、なんやろなと気になっていたもの。第19週より。
ディスプレイのメニュー。ああ、一昔前のそれって、こんな感じでした!コーヒーカップに豆がそのまま入っているのを見てたまげた、子どもの頃を思い出しました(苦笑)
チョコレートケーキがおいしそう!
右側は「デザインオフィス」。
ネコがメンバーのライブバンド。お客が持って来たものを張ってあげてるんかななどと、楽しそうです。
ところで、こちらで募集していたのは、グラフィックデザインが出来るアルバイト。
しかし、舞たちが立ち上げた企画会社「こんねくと」とは、ちょっと仕事内容が被りそうな…と思うのですが、近所のよしみで仕事を依頼したりするのでしょうか。
この、味わいある高架下の情景ですが、東大阪を走る近鉄電車の高架をイメージしたもの、だとのこと。
市内で近鉄が本格的に高架線へ切り替わったのは昭和50年代からのことですが、確かに古い場所では、こんな感じの高架区間はあります。
画像は平成に入ってから高架化された区間。若江岩田にて。
なかなか、これはリアルやなあと感心しながら拝見するのですが、公園と高架下にはさまれたところには、この少し古びた茶色の貸事務所。これも、作中で度々登場するものでした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。