阪急京都線の摂津市駅における連続立体交差化事業の進捗状況が、摂津市議会の駅前等再開発特別委員会で確認することが出来ます。
2022年度の用地取得見込みは60%でしたが、実績は47%となっています。
60%取得見込みが、実際は47%
まず、2021年度末(2022年3月)に開催された、駅前等再開発特別委員会記録ですが、
現在1、面積ベースでいきますと、トータル必要な面積の約25%の用地取得が完了している状況でございます。令和4年度に、先ほど申し上げた予算を無事、権利者のご協力をいただければ、その数字が約60%ぐらいまで進めることができるのではないかと考えてございます。
―駅前等再開発特別委員会記録(令和4年3月17日)|摂津市議会
と記載されている様に、2022年度には用地取得が60%の見込みでした。
ただし、2022年度末(2023年3月16日)に開催された駅前等再開発特別委員会記録の中に、用地取得の進捗は次の様に記載されています。
1点目の、現在の進捗ですけれども、このニュースにも記載してあるように、用地の取得率で47%をしております。来年度予算どおり予算頂ければ、用地につきましては約80%まで取得できる見込みでございます。
―駅前等再開発特別委員会記録(令和5年3月16日)|摂津市議会
外部委託している会社に用地取得をお願いしているみたいですが、やはり、そう簡単には進むモノではありません。用地取得率は、2021年度末時点の予想である60%より、13%マイナスの47%の状態です。
尚、同じ阪急京都線で工期が大幅に遅れている淡路駅付近の連続立体交差事業でも、用地取得の遅れが全体進捗の遅れに繋がっています。
2026年から仮設駅舎を設置予定
用地取得の遅れの他にも、摂津市駅の仮駅舎についての情報が上がってます。
仮駅舎の期間なのですけれども、今の認可のスケジュールでいきますと、令和7年度末に仮線の切り替えが終わり、仮の駅舎は令和8年度からの予定です。
今の認可のスケジュールで、長くても令和15年度末までと考えますと、令和8年度から8年間の仮駅舎の期間が発生すると思います。―駅前等再開発特別委員会記録(令和5年3月16日)|摂津市議会
2025年度末に仮線へ切り替え、2026年度~2034年度までは仮駅舎、2035年度に高架化ということになります。
尚、仮線は現在の摂津市駅の南側に設置される予定です。
編集後記
大丈夫かしら?😿
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駅前等再開発特別委員会記録(令和5年3月16日)|摂津市議会
阪急京都線連続立体交差事業ニュース「第2号」 摂津市駅周辺版|摂津市
阪急京都線連続立体交差事業ニュース「第2号」 鉄道沿線版|摂津市
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