写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2275列車 「 DD403の点検風景を狙う 2023・3月 西濃鉄道訪問記その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

明日はいよいよ日曜、ワタクシの

貴重なお休みデーでございます。

 

何をしようか、何処へ行こうか、と

あれこれ思案しておりますとカミさん

からの恐ろしい一声が。

 

嗚呼!日曜日がっ…

 

 

さて、今回の更新は西濃鉄道DD40型

機関車、その唯一の生き残りとなる

DD403につきましてのご報告で

ございます。

 

西濃鉄道DD40型は1964年に401が、

その後1970年代初頭に402、403が

相次いで導入されまして無煙化に寄与

した入換用機関車でございます。

 

DD402が昨年ついに離脱してしまい

2023年現在はDD403が最後の砦と

なる状況でございます。

 

今回の訪問でもワタクシが一番

注目しております釜でございました。

 

 

2023-03-21 DD403

構内で佇むDD403でございます。

 

茶釜のDL、というのは全国でも中々

目にする機会の無い色合いでしょう。

 

よく見てみますとボンネット側面の

点検蓋が観音開きで開いております。

 

どうやらこの釜も絶賛点検中の模様。

 

 

2023-03-21 DD403

点検を終えて蓋が閉められた隙に一枚

撮影しておきました。

 

ちょっと明るめに現像しましたら

車体が雨垂れなどで渋さも

際立ちました。

 

 

ボンネット前面に大きく開くグリルが

特徴でございます、自社発注の釜で

西濃鉄道の顔と申せます存在。

 

スカートの虎じまがぶどう色の車体に

対するよいアクセントになってます。

 

DD403の後方には金生山が聳え立ち

駅構内に佇む釜たちを見守ります。

 

 

2023-03-21 DD403

側面から車体を狙います。

 

1972年製造と、50年の車齢を誇る

古株らしい車体でございますが

足回り、特にチラッと見える車輪の

デザインがまた素敵でございました。

 

スポーク付きの車輪なんてSLみたいで

中々に興味深いですね。

 

 

2023-03-21 DD403

暫く致しますと、エンジンを始動させ

排気煙を噴き上げましたDD403。

 

動くかな、と期待しましたがそこは

残念ながら停止したまんま。

 

動いて欲しかったなぁ…

 

 

2023-03-21 DD403

オマケ。

 

背後に並ぶDE10 1251とツーショット

撮影もしてみました。

 

車齢を考えますとどちらもいい勝負な

2両の機関車なのですが、渋い色合いと

簡素な佇まいからDD40型の方が古く

みえますね。

 

構内から見える住宅に住まうと、毎日

西濃鉄道が堪能出来そうで羨ましく

思います。

 

 

2023-03-21 DD403

今回の〆。

 

エンジンも停止し、点検終了の感が

ありますDD403を最後に1コマ。

 

DE10 1251が導入され、更には新たな

ピンク色の機関車が入線致しました為

今後の動向が注目されますDD403。

 

いま暫くは予備車両として

扱われるのでしょうか。

 

じっくりと車両を観察する機会を

得られまして、有り難い事で

ございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!