この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
明日はいよいよ日曜、ワタクシの
貴重なお休みデーでございます。
何をしようか、何処へ行こうか、と
あれこれ思案しておりますとカミさん
からの恐ろしい一声が。
嗚呼!日曜日がっ…
さて、今回の更新は西濃鉄道DD40型
機関車、その唯一の生き残りとなる
DD403につきましてのご報告で
ございます。
西濃鉄道DD40型は1964年に401が、
その後1970年代初頭に402、403が
相次いで導入されまして無煙化に寄与
した入換用機関車でございます。
DD402が昨年ついに離脱してしまい
2023年現在はDD403が最後の砦と
なる状況でございます。
今回の訪問でもワタクシが一番
注目しております釜でございました。
構内で佇むDD403でございます。
茶釜のDL、というのは全国でも中々
目にする機会の無い色合いでしょう。
よく見てみますとボンネット側面の
点検蓋が観音開きで開いております。
どうやらこの釜も絶賛点検中の模様。
点検を終えて蓋が閉められた隙に一枚
撮影しておきました。
ちょっと明るめに現像しましたら
車体が雨垂れなどで渋さも
際立ちました。
ボンネット前面に大きく開くグリルが
特徴でございます、自社発注の釜で
西濃鉄道の顔と申せます存在。
スカートの虎じまがぶどう色の車体に
対するよいアクセントになってます。
DD403の後方には金生山が聳え立ち
駅構内に佇む釜たちを見守ります。
側面から車体を狙います。
1972年製造と、50年の車齢を誇る
古株らしい車体でございますが
足回り、特にチラッと見える車輪の
デザインがまた素敵でございました。
スポーク付きの車輪なんてSLみたいで
中々に興味深いですね。
暫く致しますと、エンジンを始動させ
排気煙を噴き上げましたDD403。
動くかな、と期待しましたがそこは
残念ながら停止したまんま。
動いて欲しかったなぁ…
オマケ。
背後に並ぶDE10 1251とツーショット
撮影もしてみました。
車齢を考えますとどちらもいい勝負な
2両の機関車なのですが、渋い色合いと
簡素な佇まいからDD40型の方が古く
みえますね。
構内から見える住宅に住まうと、毎日
西濃鉄道が堪能出来そうで羨ましく
思います。
今回の〆。
エンジンも停止し、点検終了の感が
ありますDD403を最後に1コマ。
DE10 1251が導入され、更には新たな
ピンク色の機関車が入線致しました為
今後の動向が注目されますDD403。
いま暫くは予備車両として
扱われるのでしょうか。
じっくりと車両を観察する機会を
得られまして、有り難い事で
ございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!