昨日(3月24日)のツイッターやブログに、京都丹後鉄道に譲渡されるキハ85系の第二陣となる編成が、JR東海の笹島からJR西日本の宮原(操)に向け、自力回送(回9541D)されたことが投稿されていました。

 

前回と同様に前面非貫通車両が2両で、キハ85-6/7(第一陣はキハ85-3/12)とのことです。

 

京都丹後鉄道では、キハ85系先頭車4両をJR東海から購入して2両を運用に供し、残る2両は部品取り車とすると報道されていますが、同社からは改造有無や運用線区すら公表されていない現状では、どの車両が運用に供されるのかも判りません。自社線内のみならずJR西日本線区に乗り入れ運用する場合には、JR西日本仕様のデジタル列車無線設備が必要です。

 

一方、大阪発着のひだ25号/36号に使用されていたキハ85系の先頭車両には、JR西日本仕様のデジタル列車無線機が搭載され、大阪編成として区別されていたとのことです。当該機器を搭載していた車両は、キハ85-3/5/6/7,キハ85-201~203,キハ85-1103/1105~1106/1115~1119です。今回、京都丹後鉄道に譲渡されたのは、キハ85-3/6/7/12の4両ですから、内3両は機器搭載済みながら、キハ85-12には当該機器が元々搭載されていません。

 

趣味の観点からは、どの車両が運用に供されるのかも興味深いところですが、KATO製のキハ85に今回譲渡された車番の車両はあるのでしょうか。以前に整理したリスト(→こちら)によると、第一世代の製品(品番10-316)にキハ85-3,第二世代/第三世代の製品(品番10-402/10-1404)にキハ85-7がありました。

京都丹後鉄道の運用車両がキハ85-3/7に決まれば、模型も丹鉄編成としてそのまま利用することが出来そうです。ただ動力ユニットが付いていない車両なので動力化改造を伴いますが、改造の難易度は高そうです。

 

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