近鉄名古屋と伊勢エリアを結ぶ名伊間急行は鳥羽まで行く列車もありますが多くが五十鈴川までの運行で、同駅から鳥羽方面へは普通電車に乗り継いで行くのが一般的になっています。急行はほぼ全区間で通過運転を行い、トイレ付き車両を含む6両編成が基本になっていますが4両編成で運行する列車も一部あり、6両編成に見慣れていると4両編成は短く感じてしまいます。


(2020.3.27 漕代〜斎宮間にて撮影)

 菜の花の咲く斎宮付近を走る5209系VX10ほか6両編成の五十鈴川行き名伊間急行です。列車は近鉄名古屋8:38発の831レですがここは下り賢島方面だと被られる心配が無いので安心して狙うことが出来、菜の花が咲いている時期だとより良い感じで撮影出来ます。


(2020.3.27 斎宮〜漕代間にて撮影)

 831レで五十鈴川へ向かったVX10ほかの6両編成は折り返し同駅10:55発の近鉄名古屋行き1030レで戻って来ましたが名古屋方の2両は2800系AX12で、見事な凹凸編成でした。丸ボディ車の2両固定は名古屋線では数が少なく、AX12以外ではAX14と1810系の2編成(H26・H27)だけしか無いため出合ったらラッキーだと思っていますが全編成が非ワンマン車であるため急行への充当機会は比較的多く、松阪や伊勢方面へ行くと1〜2回は必ず見ます。