〜2023年2月4日(土)〜






秋田で迎える朝。午前6時30分。薄曇りの空。





出発準備が一段落したところで缶チューハイ🍋
休日朝は自堕落に過ごす😑





8時ちょうど、イー・ホテル秋田アネックスをチェックアウト。
駅から離れている分、お値段は安めながら快適なホテル。繁華街の川反(かわばた)に位置してるので、飲み歩くには最適。





秋田城跡のお堀は完全結氷中。お堀が凍ってしまうのは城の警備的にどうなんだろうと素朴な疑問🏯





今日はこれから大館へ。
8時39分発「つがる1号」青森行きに乗車。





モハの2号車で、E751系のモーター音を堪能する。





定刻8時39分、秋田を発車。2号車はそこそこの乗車率。





帰りは五能線回りなので、五能線フリーパスを購入。東能代−大館は別料金となり残念😞





追分で男鹿線が分岐。
そういえば、いつの間にか秋田−土崎間に新駅ができていた。泉外旭川(いずみそとあさひかわ)駅。たしかに秋田と土崎は市街地ながら7kmも離れてたし。
しかしこのご時世、地方に新駅が誕生するのは喜ばしい。





羽後飯塚を過ぎると、雪原の向こうに聳える寒風山。
この景色を見ると、昨日に続き思い出す「あけぼの」。





この辺り、下り「あけぼの」通過時刻が7時頃。朝起きると冬は車窓にこの雪原が広がって「雪国キタッ」って感じでテンション上がったものだったけど⛄





馬場目川は結氷中。
八郎潟がバス釣りパラダイスだった頃、ここ馬場目川もまさに楽園だったのが、今はもう😢





9時01分、八郎潟に到着。おー変わってないな~。懐かしい。
2000年代前半、夏にここで降りて東部承水路へ行くといきなりデカバスが釣れてド肝を抜かれたけど、今はもう😢





八郎潟を出ると、東部承水路の向こうに寒風山。
標高355mながら、山頂からの景色はアメリカ グランドキャニオン・ノルウェー フィヨルドと並ぶ世界三景。残念ながら今回は行けず😖





カッパ伝説が伝わる角助堤(かくすけつつみ)も結氷。
ここ三種町といえばジュンサイと森岳温泉。





やがて車窓に能代の街並み。釣り具の上州屋がひときわ目を引く👀





左から五能線が合流してくると、間もなく東能代。





9時24分、東能代に到着。
「あけぼの」をここで降りて五能線に乗りウェスパ椿山の温泉で海を眺めながら朝風呂、なんて夢のようなことが昔はできたけど、今はどっちもなくなってしまった😖





東能代を出ると、今度は車窓に世界遺産 白神山地。白神山地といえばブナとニホンカモシカ。

特急「つがる」の前身は「かもしか」だったけど、以前はカモシカ=シカだと思ってたから、この辺もシカが多いんだろうな~程度にしか思わず。

実は白神山地のニホンカモシカ由来だったとは。それにカモシカはシカではなくウシ科だった😶‍🌫️





雪が一段と深くなって、窓の着雪が増えてくる。





列車は米代川を渡る。
サクラマスで有名な米代川。急行「よねしろ」が懐かしい。





続いて米代川の支流、藤琴川。
白神山地から流れ出てるかと思うと、どこか神々しい。





9時49分、秋田内陸線との接続駅、鷹ノ巣に到着。
三ノ宮同様、JRの駅名にだけ「ノ」が入る。

奥羽本線 鷹ノ巣−大館間と秋田内陸線 阿仁合−鷹巣間は昨年夏の豪雨災害により長らく運休となっていたけど、奥羽本線が10月8日、秋田内陸線が12月12日に運転再開。関係者のご尽力に感謝🙇





積雪が一段と深くなって、列車の床下から雪の塊を巻き上げるガコッという音が響く⚡





まっさらな雪原と雪をかぶった針葉樹。冬の東北らしい車窓。





そして10時04分、大館に到着。ここで下車。

鶏めしの花善さんが弁当を届けてくれる大館駅。夜行列車はもうないけど、今も昼行列車でサービス継続されてるようで一安心。





ホームに発車メロディのきりたんぽ物語🎵が流れて、「つがる1号」青森へ向けて発車。

どこかものさびしい雰囲気ながら旅情たっぷりのきりたんぽ物語。上りホームのハチ公物語と合わせて、個人的好きな発メロNo.1。





久々に来た大館。「あけぼの」が運行されていた頃は毎年のように来てたものの、廃止されてからは本当に来なくなった。

大館駅は駅舎建て替え工事中。昔の雰囲気が色濃く残る駅舎だったけど…。また昭和が遠ざかる😩





大館に来たのはきりたんぽ鍋を食べる為。まだ時間があるので温泉に寄り道。ここは大館ぽかぽか温泉ホテル。ホテルだけど日帰り入浴可能。営業時間5時30分〜23時30分と18時間ロング営業。

内湯のみの浴槽はナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉の泉質。循環ながらやや塩味を感じる湯は名前の通りぽかぽかに温まる。





さっぱりしたところで温泉を出る。ぽかぽかで上着が着れない。料金400円と銭湯並み。大館市民が羨ましい🤤





大館の街を歩ききりたんぽ屋さんへ。雪に覆われた米代川とバックの山がまたきれい。





時刻は11時30分。やって来たのは「昔のきりたんぽ屋」さん。こちらも久々。あの美味しんぼに登場した名店。電話予約してあったのですんなり入店。





まずはビール。風呂上がりで喉カラカラだったから、染みる〜🍺

きりたんぽ鍋の副菜として先に出てくる なます・いぶりがっこ・長芋とんぶりがまた絶品。秋田の味覚。早くもビールが止まらない😋





そして真打ちきりたんぽ鍋。
こちらのメニューはきりたんぽ鍋と比内地鶏たたきのみ。本当は両方食べたいけど、ボリューム満点で以前食べきれなかったので、残念ながら鍋のみ。





アツアツ鍋にセリの緑が鮮やかで、もう見るだけで美味い😳





まずは野菜から。ネギがモチモチ、舞茸はシャキシャキ、ゴボウは柔らか。只者じゃない🧐





続いて比内地鶏ときりたんぽ。比内地鶏の濃厚な旨味に香ばしいモチモチきりたんぽ。来て良かったと思う美味さ😙





野菜がまた濃厚。特にネギが甘くて感激😂





最後は野菜の旨味を吸い取った比内地鶏ときりたんぽの、究極きりたんぽ鍋🍲
思考停止に陥る美味さ🤣





一心不乱に頂いて、スープまで全部飲み干しスッカラカンに完食させて頂きました🙇
きりたんぽ鍋とビールで3,025円也。この美味しさを考えたら安い。





やはりこちらのきりたんぽ鍋は絶品。
大館伝統の味覚を今に伝えてくれる名店。営業期間は10〜5月。末永く繁盛しますよう🙏



身も心も満たされ、この後は五能線へ。