朝の減便も終車繰り下げへ! 横浜シーサイドラインダイヤ改正(2023年3月25日)

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朝の減便も終電繰り下げへ! 横浜シーサイドラインダイヤ改正(2023年3月25日)

横浜シーサイドラインは2023年3月2日、プレスリリースにて3月25日にダイヤ改正を行うと公表した( 3月25日(土)よりダイヤ改正を実施します。 )。今回はこれについて見ていく。

2023年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 平日朝の減便へ

今回の2023年3月25日横浜シーサイドラインダイヤ改正では、金沢八景駅本駅舎が開業した2021年3月27日横浜シーサイドラインダイヤ改正以来約2年ぶりにダイヤ改正を行う。

まずは平日朝。4分間隔(毎時15本)で運転しているが、今回のダイヤ改正で2年前と同様の4分30秒間隔(毎時13本)に戻すこととなった。これにより輸送力が11.1%減少する。

なお2年前の前回2021年3月27日横浜シーサイドラインダイヤ改正では平日夕方も5分間隔から4分30秒間隔に増発したが、今回のダイヤ改正では減便を行わず4分30秒間隔のまま維持することとなった。つまり平日朝と夕方が同じ運転間隔での運行となる。

これにより横浜シーサイドラインは15運用から14運用に1運用削減する。横浜シーサイドラインでは金沢八景駅本駅舎開業に合わせ2019年に2000型車両を2本新製、追加投入していたが、1本がお役御免となる。

新杉田で接続するJR東日本根岸線も、金沢八景で接続する京急電鉄も2022年内に平日朝の減便を行い運用削減を図っている。そう考えれば横浜シーサイドラインで平日朝に減便してもおかしくはなかろう。

このほか今回の2023年3月25日横浜シーサイドラインダイヤ改正では、朝オフピークに減便を図る。これまで並木中央への入庫は主に新杉田発並木中央行きを新杉田9時10分発~10時10分発に2本に1本、つまり10分間隔で設定していたが、この列車の折り返し前の新杉田行きは9時以降に新杉田に到着する列車であり根岸線を利用しても関内・桜木町に着くのは9時20分を回りとても定時出勤目的では使えない。

そこで今回のダイヤ改正で金沢八景8時30分~9時30分発の新杉田行きのうち2本に1本を並木中央止めに短縮する。これにより並木中央~新杉田間で平日朝オフピークに7往復を減便することとなった。まあ福浦の大学病院に行くなら並木中央行きでも行けるわけだから、利便性もそこまで落ちないだろう。




2. 土休日午前の減便へ

今回の2023年3月25日横浜シーサイドラインダイヤ改正では、土休日午前にも減便を図る。

前回の2021年3月27日横浜シーサイドラインダイヤ改正より、平日と土休日の昼間は7分30秒間隔(毎時8本)から10分間隔(毎時6本)に広げ減便していた。が、土休日午前7時台~9時台は7分30秒間隔のまま維持していた。

今回のダイヤ改正ではその土休日午前の7分30秒間隔運転時間帯も10分間隔に広げ、6往復減便することとした。

3. 終車繰り下げで接続改善へ!

今回の2023年3月25日横浜シーサイドラインダイヤ改正では、終車を繰り下げる。

新杉田23時25分発金沢八景行き最終は新杉田23時29分発に4分繰り下げるほか、新杉田23時49分発並木中央行き最終を新杉田23時52分発に3分繰り下げる。

また金沢八景23時35分発並木中央行き最終を金沢八景23時38分発に繰り下げる。


4. 結び

今回の2023年3月25日横浜シーサイドラインダイヤ改正では、平日朝に減便を図り運用削減を行った一方で、接続改善のために終車を繰り下げた。

今後横浜シーサイドラインでどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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