みなさんこんにちは。前回からの続きです。



「JR大阪駅(大阪市北区)」北側で建設が進められていた「うめきた新駅」こと「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」。


3月18日、ついに開業したこの駅を、あれこれと探索しているところです。



さて、開業したばかりの「うめきたエリア地下駅」から、地上の場所を確かめながら、従来かの「JR大阪駅」へと歩いて来たところ。


あらたに地下通路で連絡することになったという、その高架駅からの経路を辿っています。高架駅の端から地下に入り、ただいまあたり。


高架ホーム西端部の突き当りから、一気に地下連絡通路へと降りて来たここには「西口」も新設されました。地上にはかつて「大阪中央郵便局」があった一帯です。

再開発が進められている「西梅田界隈」からも改札に入ることが出来ます。ダンジョンと諢名される梅田ですが、雨に濡れずに移動出来る範囲が、さらに広がった訳ですね。


しかし、途中で見かけた乗り場案内。これまで以上に、複雑なターミナル駅になったのだなと感じます。




先へ進みます。「うめきたエリア地下ホーム」に向かっているのですが、このあたりあまり人の流れはない様子。



さらに、エスカレーターや階段を登り降りして行くのですが、道はひとつですので、実にわかりやすい。


高架ホームからでは、ゆっくり歩いて5分ほどだったでしょうか。「うめきた地下ホーム」のコンコース階に到着。

もう少し歩かなあかんのかなと思っていたのですが、梅田やなんば、京橋など、同一場所のターミナル駅で、他社線に乗り換える時のような距離感でしたので、個人的にはこれはスムーズだったように感じます。


先ほど、最初に降り立った時に眺めたこの光景からですと、反対側からに当たります。



さて、一通り見物?も済ませられて、満足したところで、帰宅に就くことにします。行きと同じ「おおさか東線」です。


「おおさか東線」の便利さは、先日の記事でも触れたのですが、ふと思ったのが、殆どの列車の行き先になっている「久宝寺(大阪府八尾市)」という駅名、地名の知名度というものがさらに上がるのではないか、ということ。


もともと「大和路線(関西本線)」の一駅で、広大な貨物操車場があった一帯でしたが、これの移転で再開発が一挙に進んだことから、快速列車もすべて停車することに。




さらに「おおさか東線」の部分開業(2008年3月)で、交通拠点としての役割を果たすようになります。天王寺まで快速で5分そこらで到達出来るという、大変便利なところになりました。2018(平成30)年9月撮影。


発車案内の表示もさることながら、列車の行き先や案内放送で連呼もされますし、これは大変な宣伝効果になるなあ、と感じます。

ブランドの向上というのでしょうか、こういったことはとても意義ありそうなことです。余談でした。


それではここからは、帰路の様子を動画で収めてみました。よろしければどうぞ。ヤフー地図より、北が下です。


地下線出口→淀川橋梁あたり。 
右側から寄り添うのは「JR京都線(東海道本線)」。同じ「大阪駅」発着ですが、ホームの場所がまったく違うというのが、趣味的に興味深いところ。




淀川橋梁→新大阪駅。配線も複雑になりました。楽しい車窓です。



無事に「放出駅(大阪市鶴見区)」に到着。わずか20分ほどでした。




延伸されたのは一駅のみ、という今回の開業ですが、大阪では最後の一等地と言われる「うめきたエリア」へのメインアクセスになります。

さらにやはり「はるか」「くろしお」が大阪駅を発着するというインパクトは、大阪人としては計り知れないものがあります。東部大阪の人間としては、新大阪や、天王寺まで行かなあかんかったのでは、天と地との差です。


2年後には万博へのアクセス列車が発着、加えて2030年(予定)には「なにわ筋線」開業と、今後の大阪市内の中心軸を担うことになるであろう開業。この駅の果たす役割と今後の発展が、さらに楽しみです。

お付き合いくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。