西武旧2000系2403F引退。いよいよ見えてきた“ひとつの終わり” | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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昨日、西武鉄道旧2000系の2両編成のうち、最後の方向幕車となっていた2403Fが廃車された。

朝のラッシュ運用に従事した後、共に運用していた新2000系2511F4両と横瀬へ最後の旅へ。

野球日本代表侍ジャパンのWBC14年ぶりの世界一の陰で、また名優がひっそり旅立った。


ここ一年の西武鉄道の“黄色い電車”の淘汰は、いよいよ一定の佳境に入った感がある。

そうなるんだろうな、とは頭では気にしつつも、なかなか身に入らないままここまで来ている

折々に気にして記録してきたとはいえ、いざ旅立つと聞くと、あれもできたんじゃないか…とか

次々に頭の中を駆け巡ってモヤモヤする…という悪循環はなかなか治らない。


とにかく、この2403Fについては2両編成、いわゆる“増結用”である故、その運用は他の車両に

比べると格段に掴みづらく、いざ撮影を目的にして西武新宿線界隈に繰り出してみても、実際に

遭遇できなかったことは一度や二度ではなかった。

それだけに、遭遇ができた時には他の予定を少し変えてでも記録に充てるようにしていた。


最後の乗車・記録となったのは3月3日。

現在キャンペーン中のトレインカード回収のため玉川上水駅に赴いた折に遭遇。

次の回収ポイントである東村山駅に向かう方々、玉川上水→小川間で乗車していた。


なんかそろそろの予感があったからなのか、復習のように各所の撮影をしていた。


しかし、クハ2404の車内ナンバープレートは撤去されていた。

廃車を目前にして敢えて外されたのか、それとも心ない者による盗難だったのだろうか?


それでも、走りぶりはいつもの力強さがあった。

それは昨日まで全く変わらないまま、生涯現役で勤めを全うしたのだった。


本当はもう少しとことん向き合いたかったが、東村山・上石神井・西武新宿とカード回収巡りが

残っていたことと、さらに横浜に向かう先約事案があったため打ち切りに。

実際には、鷺ノ宮ですれ違ったところを目撃して終了となっている。


まぁ、散発でも折々に記録できていたから良かった。

あとは、残る車両がどうなるか…

方向幕がLEDばかりなのでなかなか意欲は上がらないが、それも限りあると考えるとね。


最後の6両編成・2031Fもまだまだ奮闘中。


そして新宿線系統には、東京メトロ方面直通運用から外れた6000系が2編成転属。

このうち、6103Fには今日の帰りに早速所沢駅で初遭遇。

乗り入れ対応改造で白マスクになってからは初めての入線となっている。


かたや、未更新で銀マスクのままだった6102Fは1月末に武蔵丘車両検修場に入場したまま。

6101Fはここにきて前照灯がLED化されたり、まだまだ想像がつかない動きがある西武線界隈。

色々他に気掛かりな場所は多く、しばらくは注視している必要がありそうである。